ばけばけ:「持っていきなさい」トキに刀を…勘右衛門の言動に視聴者泣き笑い 「おじじ様も一大決心」「やっぱりおじょが大事なんだな」

連続テレビ小説「ばけばけ」で小日向文世さん演じる松野勘右衛門(C)NHK
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連続テレビ小説「ばけばけ」で小日向文世さん演じる松野勘右衛門(C)NHK

 高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(月~土曜午前8時ほか)の第35回が11月14日に放送され、トキ(高石さん)の覚悟を目の当たりにした勘右衛門(小日向文世さん)の行動に、視聴者の注目が集まった。

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 家族にヘブン(トミー・バストウさん)の女中であることが知られてしまったトキ。さらに司之介(岡部たかしさん)、フミ(池脇千鶴さん)、勘右衛門に、物乞いとなったタエ(北川景子さん)の存在も知られてしまった。トキがタエのことを黙っていたことについて家族が問おうとした矢先、三之丞(板垣李光人さん)が松野家を訪れる。

 トキが渡したお金を返そうとする三之丞に、トキは「今そげなこと言ってる場合だないけん!」と伝え、「おば様をお救いしたいのなら、自分を捨ててこれをもらって!」「それでも自分でなんとかしたいなら、必死で働いて、いつかこのお金返してよ!」と言い放った。

 トキは毎月10円を三之丞に渡すと言うが、何も答えない三之丞。フミが「言っとくけど、もらわんはないけん」と言うと、三之丞は「も……もらいます」と小さく返答。フミは「『頂戴いたします』でしょ!」と一喝し、三之丞は「頂戴いたします!」と頭を下げた。

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 フミは、このやり取りを見ていた勘右衛門に「おタエ様のためにも、おトキにヘブン先生の女中、続けさせてもいいですね?」と問いかける。異人の元で働くことに猛反対していた勘右衛門だったが、トキの覚悟を目の当たりにし「明日から……持っていきなさい」と木刀を差し出す。トキが「だって私、使い方、わからんし……」と戸惑うと、勘右衛門は「なら、わしが稽古(けいこ)をつけちゃる」と言って、家族を笑わせた。

 その後、ヘブンの家に仕事に向かうトキは、勘右衛門に渡された木刀を帯刀。ヘブンはその姿を見て「アア……ブシムスメ」とつぶやいた。トキは木刀を抜いて見せようとするが、長すぎてうまく抜けない。「あれ……? うん? なして?」と戸惑うトキを、ヘブンは笑顔で見守っていた。

 SNSでは「おじじ様の刀持っていきなさいで涙出た…」「おじじ様も一大決心」「おじじ様なりの認め方と深い愛」「泣きながら爆笑した」「おじじ、自分が望まぬ道を選んでもやっぱりおじょが大事なんだな」「おじじ様が武士のプライドの刀をおトキに授け、ヘブンさんが『ブシムスメ』とほほ笑むラストがうますぎてうなった」「どストレートに伝えた三之丞よりも、おじじ様に響いていたというのが、巡り巡る物語として最高すぎた」といった声が上がった。

朝ドラ「ばけばけ」最新の人物紹介図が公開! トキの「父」「母」「祖父」変わらず、傅の名前も 新キャラは1人

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
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