じゃあ、あんたが作ってみろよ
最終話 不器用な愛で、変われ!
12月9日(火)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第47回「饅頭こわい」が、12月7日に放送され、第46回「曽我祭の変」(11月30日放送)の最後で蔦重(横浜さん)の前に姿を見せた「一橋治済(生田斗真さん)と瓜二つの顔をもつ男」の正体が、阿波蜂須賀家お抱えの能役者・斎藤十郎兵衛(生田さんの一人二役)だったことが視聴者の間で話題となった。
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斎藤十郎兵衛は、長谷川平蔵宣以(中村隼人さん)も間違え、十郎兵衛を知っていた柴野栗山(嶋田久作さん)も、治済に初めて拝謁した際、凝視してしまうほど、治済と瓜二つの顔をしている。なお斎藤十郎兵衛は、美術史界の定説として「“謎の絵師”東洲斎写楽の正体」と言われる人物でもある。
第47回では、治済の替え玉として、定信(井上祐貴さん)らが計画する仇討ちに、蔦重とともに巻き込まれていった斎藤十郎兵衛だが、それより前に劇中に登場していたのではないか、とSNS上で話題に。
第42回「招かれざる客」(11月2日放送)では、江戸の「看板娘ブーム」として、「高島屋」のおひさ(汐見まといさん)が焼く煎餅に太客が列をなしたが、そこで「治済と瓜二つの顔をもつ男」は目撃されており、第43回「裏切りの恋歌」(11月9日放送)でも、定信の失脚で賑わう人々の後ろにその男の姿はあったことから、「この超フットワークが軽い一橋…と思われてた人物が、もはや一橋だったのか斎藤十郎兵衛だったのか…それすらもよくわからない事態に…とんでもねぇ脚本だ」「実は一橋治済ではなく「斎藤十郎兵衛を探せ!」が行われていたのかもしれない…」とのコメントが寄せられている。
「べらぼう」の制作統括・藤並英樹チーフプロデューサーは、「これまで市中にいた“治済らしき人物”は果たして誰なのかっていうのも、いずれ答え合わせはしたいと思っています」と語っていて、12月14日放送の最終回も引き続き注目だ。
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