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第5話 二つの星がそろう時、勝利の音が鳴る?!
5月10日(日)放送分
高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(月~土曜午前8時ほか)。第56回(12月15日放送)、第57回(12月16日放送)では、伊武雅刀さん演じる大雄寺の住職が登場。トキ(高石さん)とヘブン(トミー・バストウさん)に、寺に伝わる怪談「水あめを買う女」を語り聞かせた。伊武さんの起用理由や演技の魅力、出演シーンの裏側について、本作の制作統括を務める橋爪國臣さんに聞いた。
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伊武さんは、2016年度後期の「べっぴんさん」以来、9年ぶりの朝ドラ出演。「ばけばけ」で演じるのは、松江市内にある大雄寺の住職で、トキとヘブンに寺に伝わる怪談を語る……というキャラクターだ。
橋爪さんは「登場シーンが少ない役ですが、怪談を語る人物が誰でもいいわけじゃないな、というのは強く思いました」と明かす。
「トキとヘブンが『これはすごい話だ』『これは面白い話だ』と納得できる人が語らないと、2人に響かないと思いました。『この人が語れば納得できる』という人に語ってもらいたいと考え、ベテランで説得力のある方にお願いしようと決めて、キャスティングを始めました」
住職役は登場シーンはわずかながらも、トキとヘブンに怪談の魅力を印象づけなければならない重要な役だ。
「怪談をうまくとうとうと語っても面白くないし、逆になよなよと語っても説得力がない。朴訥(ぼくとつ)と話すけれど説得力はある人は誰だろうと考えた時に、伊武さんが思い浮かび、第一希望としてお声がけしました。『少ししか出番がないのですが、いかがでしょうか?』とお話をしたところ、伊武さんから『とても大切な役なのでお受けさせていただきたい』とお返事をいただきました」
橋爪さんが、伊武さんと仕事をするのは本作が初めて。「これまでに伊武さんとご一緒したことはなかったのですが、達観されている感じがすごくありました」と印象を語る。
「伊武さんの達観している雰囲気で怪談を読まれると、やはり納得させられると思いましたし、実際に現場でもみんなが引き込まれていました。怪談を語っているシーンは、ロケで撮影したのですが、スタッフ全員が伊武さんの怪談に聞き入る本当に贅沢(ぜいたく)な現場でした。そこにいる全員が、トキとヘブンと同じ気持ちになれた現場だったと思います」
怪談を語るシーンはもちろん、ヘブンをお祓(はら)いするために、住職がお経を読む場面も印象的だった。橋爪さんは「もう本物の住職にしか見えませんでした」と振り返る。
「最初に伊武さんに住職役だとお話した時に、『宗派はどこですか?』と聞かれて(笑)。『今までにたくさん(役で)お経を読んできましたので、ある程度は分かります』とおっしゃっていました。今回は法華宗なのですが、法華宗は初めてだったようです。法華宗の先生に来ていただいて、実際に稽古(けいこ)をしていただいて、お経を勉強していただいたのですが、もう本物にしか見えませんでした」
そんな伊武さんの演技には、現場に来ていた実際の大雄寺の住職も舌を巻いていたという。
「今の大雄寺のご住職さんに現場に来ていただき、伊武さんの指導に当たってもらいました。撮影中は『いいですね』と何度も繰り返し口にされていて、伊武さんの演技にとても満足されていた様子でした。伊武さんの説得力があるからこそ、心に染み入る怪談シーンになったのだと思います」




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