鈴木えみ:映画「スマグラー」スピンオフ作にゴスロリ衣装で登場 「コスプレは好き」

映画「スマグラー おまえの未来を運べ」のスピンオフドラマ「スマグラー おまえの役はどれ?」に出演するモデルで女優の鈴木えみさん
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映画「スマグラー おまえの未来を運べ」のスピンオフドラマ「スマグラー おまえの役はどれ?」に出演するモデルで女優の鈴木えみさん

 妻夫木聡さん主演の映画「スマグラー おまえの未来を運べ」(石井克人監督)のスピンオフドラマ「スマグラー おまえの役はどれ?」(auの携帯電話向け映像配信サービス「LISMOドラマ!」で無料配信)の撮影が8日、東京都内で行われ、モデルで女優の鈴木えみさんが撮影後の取材に応じた。ドラマ版のオリジナルキャラクターで、裏社会の便利屋の社長・山岡(松雪泰子さん)の妹の白羽を演じる鈴木さんは、衣装のゴスロリファッションで登場。衣装について「ゴスロリを着るのは初めて。ロリータはあるけど。コスプレ好きなので、アガります」と話し「ドラマでは(登場人物の)映画では見られない一面が見られるので、ぜひドラマを見てから映画を見てください」とPRしていた。

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 映画は、「闇金ウシジマくん」の真鍋昌平さんのマンガが原作。役者の夢に破れ、多額の借金まで背負ってしまったフリーターの砧(きぬた)涼介(妻夫木聡さん)が、借金返済のために闇の運送屋「スマグラー」として“ヤバい”依頼品の運搬と処理をさせられ、死と隣り合わせの世界に身を投じる……というストーリー。永瀬正敏さんや満島ひかりさん、安藤政信さんら豪華キャストの出演でも話題を集めている。

 ドラマは、映画版のプロデューサーを務めた山口雅俊さんがメガホンを取り、妻夫木さん、永瀬さん、我修院達也さんらが出演するシチュエーションコメディー。さえない役者時代の砧が、演出家の求めに応じて「違法なブツを運ぶ、寡黙でこわもての運送屋」など個性的な役柄を与えられてオーディションに臨むのだが……というストーリー。鈴木さん演じる白羽は、第3話のメーンキャストとして登場する。

 鈴木さんは、山岡の妹役を演じることについて「松雪さんの映画での演技に注目して、DNAを引き継ぐイメージで役作りをしました」と話し、「ダークな感じにするために、口紅の色を黒寄りの赤にしてもらった」とメークもこだわったという。衣装のゴスロリファッションについては「いいけど。普段は着たくないかな……。コスプレだと、今度ハロウィーンでバンパイヤをやりたいと思います。あと、ゾンビ」と笑顔で話していた。

 映画やドラマには多くの裏社会の人間が登場するが、鈴木さんは「(高嶋政宏さんが演じる)河島精二さんがお芝居がすごかったです」と絶賛。自身の好きな男性のタイプについても「ワイルドな人が好き。本当に悪いのは、困りますけど……」と明かしていた。

 スピンオフドラマ「スマグラー おまえの役はどれ?」は、auの携帯電話向け映像配信サービス「LISMOドラマ!」で、7日から毎週金曜に無料配信中。鈴木さんがメーンキャストとして登場する第3回は、21日に配信される。映画「スマグラー おまえの未来を運べ」は22日からに新宿バルト9(東京都新宿区)ほか全国で公開。(毎日新聞デジタル) 

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