三匹のおっさん：初回視聴率11．6％　北大路欣也、泉谷しげるらの還暦ヒーロードラマ

　「フリーター、家を買う。」「空飛ぶ広報室」などで知られる人気作家の有川浩さんの小説をドラマ化し、俳優の北大路欣也さん、泉谷しげるさん、志賀廣太郎さんが、世間にはびこる悪を一掃する「三匹のおっさん～正義の味方、見参！！～」（テレビ東京系）の初回が17日、2時間スペシャルで放送され、平均視聴率は11．6％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だった。

ウナギノボリ

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　ドラマは、かつての悪ガキ3人の“おっさん”が私設自警団を結成し、詐欺や痴漢、恐喝など、町内の悪を斬る……という内容。定年退職後、近所のゲームセンターに再就職した剣道の達人「キヨ」こと清田清一を北大路さん、武闘派の柔道家で、居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主「シゲ」こと立花重雄を泉谷さん、頭脳派の機械工場経営の「ノリ」こと有村則夫を志賀さんが演じるほか、清一の孫・祐希役で大野拓朗さん、則夫が溺愛する娘・早苗役で三根梓さんも出演する。

　第1話は、長年勤めた会社で定年を迎え、系列のゲームセンターの嘱託社員として再出発することになったキヨは、最後の出勤を終え、寂しい気持ちで家路につく。自宅では、還暦祝いをしようと家族が集まったが、息子・健児（甲本雅裕さん）らから敷地内にある剣道場をつぶしてはどうかと提案され、キヨは怒ってシゲの居酒屋へ。そこにはノリも来ていて、物騒になってきた町内をパトロールする「三匹のおっさん」を結成しようと盛り上がる……というストーリーだった。毎週金曜午後7時58分放送。