ビートたけし:「劇場版MOZU」に出演 西島秀俊の“最強の敵”に

「劇場版MOZU」に出演する(左から)松坂桃李さん、西島秀俊さん、ビートたけしさん、伊勢谷友介さん
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「劇場版MOZU」に出演する(左から)松坂桃李さん、西島秀俊さん、ビートたけしさん、伊勢谷友介さん

 俳優の西島秀俊さん主演の人気ドラマを映画化した「劇場版MOZU」(羽住英一郎監督)の追加キャストとして、ビートたけしさん、松坂桃李さん、伊勢谷友介さんが出演することが5日、明らかになった。シリーズ最大の謎で最強の敵である“ダルマ”を演じるたけしさんは「西島君は、おいらのラジオ時代からの熱狂的ファンで、共通の趣味もある。気の合う相棒みたいなものだから、楽しい現場になりそうだね」と意気込み、西島さんもたけしさんの参加に「全身の血が沸き立つ思い」と話している。

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 松坂さんは犯罪実行部隊を率いる残虐非道な暗殺者・権藤、伊勢谷さんは冷静沈着な犯罪計画を立案するブレーン・高柳を演じるといい、松坂さんは「ダークな役をやりたいと以前から思っていたので、今回の権藤という男は演じていて非常に楽しいです」と話し、伊勢谷さんは「高柳は自分自身を必要悪として認識し、全てを凌駕(りょうが)する能力の高さと強さを持った完璧主義者です。自分自身とは全く違うキャラクターなので、チャレンジしがいがあります」とコメントしている。

 「MOZU」は、作家・逢坂剛さんのハードボイルド小説「百舌」シリーズが原作。WOWOWとTBSの共同制作によるドラマが2014年に放送され、壮大なスケールの爆破シーンや、公安のエース・倉木を演じる西島さんのほか香川照之さん、真木よう子さんら出演者の激しいアクションが話題を呼んだ。

 劇場版は、倉木(西島さん)が妻の死の真実にたどり着いてから半年後を描く。気力を失った倉木と、警察への不信感から警察を辞め探偵事務所を開いた大杉(香川さん)、ともに謎を追っていた明星(真木さん)の3人が、あるテロ集団による高層ビル大規模強盗・脅迫事件に出くわす……というストーリー。西島さん、真木さん、香川さんのほか長谷川博己さん、小日向文世さん、池松壮亮さん、伊藤淳史さんらドラマ版キャストも出演する。映画は11月7日公開。

 

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