とと姉ちゃん:“ブレーク必至”? 次女役・美少女の相楽樹とは!?

「とと姉ちゃん」に出演している相楽樹さん
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「とと姉ちゃん」に出演している相楽樹さん

 高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」で第2週「常子、妹のために走る」(11~16日放送)から本格的に登場している相楽樹さんが、「あの美少女は誰?」と早くも注目されている。相楽さんは、高畑さんが演じるヒロイン・常子の妹、小橋家の次女で“優等生”の鞠子役として出演しており、三つ編み姿の“昭和の雰囲気”もある女学生を演じている。松岡茉優さんや黒木華さんら朝ドラの“脇役”を務めた女優が今期の民放の連続ドラマで主演するなど、“登竜門”的なポジションとなっているだけに、注目されるようだ。“ブレーク必至”?の相楽さんはどんな女優なのか……。

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 ◇蒼井優の後輩 「ゲゲゲの女房」にも

 相楽さんは、1995年3月4日生まれの21歳で、ともさかりえさんや大村彩子さん、蒼井優さんらも所属する芸能事務所「イトーカンパニー」に所属。2010年にドラマ「熱海の捜査官」で女優デビューし、「クロユリ団地~序章~」などに出演したほか、映画「リアル鬼ごっこ4」ではヒロインを演じ、イエローハット、三幸製菓などのCMにも出演してきた。朝ドラに出演するのは初めてではなく、10年放送の「ゲゲゲの女房」にも出演したことがある。

 昨年11月にNHK放送センター(東京都渋谷区)で行われたドラマの出演者発表会見に登場した相楽さんは「両親のことをとと、かかと呼んでいたこともあったので、運命を感じる。家族の雰囲気を丁寧に演じていきたい」と緊張気味に意気込んでいた。また、会見時はボブヘアで、プロフィル写真やブログのトップ画面の写真もショートカットだ。「とと姉ちゃん」では三つ編み姿を披露しており、これまでの写真とはイメージが異なる、どこか懐かしい雰囲気の女学生・鞠子に“変身”している。

 ◇ヒロインの妹、重要な役どころ

 相楽さんが演じる鞠子は、勉強が得意だが運動は苦手。三つ編み、セーラー服姿で授業を静かに受ける姿は、豪快な姉・常子とは対照的でクールな優等生そのものだ。一方で、常子と共に運動会で二人三脚に挑んだ時は、秘めた闘志の片りんを見せるなど意外な一面もある。鞠子は、女学校に入学後、思想家で作家の平塚らいてうに傾倒し、以前から興味を持っていた文学を志すことになるといい、ただの優等生ではなく、熱い心を持ち、常子の今後の人生にも大きくかかわる重要な役どころだ。

 朝ドラでは、「あまちゃん」で、松岡さんはじめ、2015年のブレーク女優に選ばれた有村架純さん、「花子とアン」では黒木さんと「まれ」でヒロインを務めた土屋太鳳さんがヒロインの妹役を演じた。その「まれ」では清水富美加さんが演じたヒロインの親友役で、スピンオフドラマが作られている。松岡さんは今期「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」(テレビ東京系)、黒木さんは「重版出来!」(TBS系)に主演。土屋さんは「お迎えデス。」(日本テレビ系)のヒロイン役を演じ、清水さんも「世界一難しい恋」(同)で波瑠さん演じるヒロインの同期役で出演しているなど、“脇役女優”たちが引っ張りだこだ。「とと姉ちゃん」の高畑さん自身も「ごちそうさん」をきっかけに注目され、今回ヒロインに抜てきされた。相楽さんも「とと姉ちゃん」をステップにブレークできるか、注目だ。

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」の創業者である大橋鎮子、花森安治らの軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が静岡から上京し、女性向けの雑誌を創刊。雑誌は、花山伊佐次(はなやま・いさじ)の助けを借りながら、高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。宇多田ヒカルさんが主題歌「花束を君に」を手がけたことも話題になっている。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

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