坂口健太郎:“ふられた直後”に「あさイチ」生出演 高畑充希、木村多江も胸キュンの“年上キラー”

塩顔男子で人気の坂口健太郎さん
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塩顔男子で人気の坂口健太郎さん

 NHK連続テレビ小説とと姉ちゃん」で、高畑充希さん演じるヒロイン小橋常子の初恋の人・星野武蔵を演じる俳優の坂口健太郎さんが10日、情報番組「あさイチ」に出演。おくての武蔵が8日の放送分で常子に一世一代のプロポーズをしたが、この日の放送で常子が断る決心をしたことを受けて、司会の井ノ原快彦さんが「ちょっと暗い気持ちになっちゃったね。今振られた人ですよ」と紹介されると、坂口さんは照れ笑いを浮かべていた。番組では高畑さんも「キュンキュンした」という“おしるこデート”の秘話などが明かされた。

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 坂口さんは1991年生まれで、2010年モデルデビューし、ファッション誌「MEN’S NON-NO」(集英社)で、シャープで透明感のある流行の“塩顔男子”として人気を博した1月期に放送された月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)」(フジテレビ系)などで俳優としても注目され、高畑さんとも共演している。「とと姉ちゃん」の武蔵は、黒縁の丸メガネに学ラン、学生帽がトレードマークの帝大生で、新種探しに没頭し、食事も忘れてしまう“植物オタク”だったが、ヒロイン常子との出会いによって、人との触れ合いに目覚め、常子への思いが恋へと変わっていく。だが、なかなか気持ちを伝えることができない、というキャラクター。8日の放送分ではついに常子にプロポーズしたが、10日放送分で、常子に「家族を支えたい」と断られ、「僕も心のどこかでそう言われるような気がしていました」と答えた。

 ドラマ終了直後の「あさイチ」スタートで、司会の有働由美子アナと井ノ原さんが朝ドラにその日の朝ドラについてコメントする恒例の場面から坂口さんが登場。トークコーナーでは、高畑さんが、坂口さんについて「無重力系年上キラー」と評し、「ふわふわして重力がない感じ。天然でつかみどころがない。メークさんとか年上の女性から星野っちと可愛がられていた」というエピソードを明かした。常子と星野の恋については「おしるこデートとか胸キュンです。触れたりするのも一苦労で、キュンキュンしながら台本を読んでました」と語った。

 また、常子の母君子を演じる木村多江さんは「捨てられた子犬のような顔するときがあって、世話してあげたいなと思う。寝込んだときに周りで囲んでいるシーンで、脚をくすぐったり、いじりたくなる」と坂口さんを語り、星野と常子について「もどかしい二人。思いやり合いすぎて伝わらない。星野さんももっと一押しして、あと一押しで常子落ちるよって、言わせてほしかった」と話した。

 坂口さんは、星野について「ちょっと不思議な男。時代感もあると思うけど、こういう不思議なキャラクターなんだというところから始まった。台本を見て、すごく好きになった。不器用なところもあるし、植物もすごく愛していて、可愛らしいなと思った」といい、「僕は熱量のすごさを星野に学んだ。僕は表に出さないタイプ。星野君はいやみじゃなく、自然に前に出て行って、それが周りから愛される」と分析した。

 印象に残るシーンとして、星野が新種の植物を発見したかと思いきや、既に確認されていたことが分かり、ショックで倒れ、常子が元気づけようとみそ汁をつくって食べさせる場面を挙げ、「星野はずっと両親のために新種を発見しようとしてきて、新種じゃなかったため落胆しただろうし、常子の言葉でもう一度頑張ろうという気持ちになった。こみ上げてくる気持ちがあった。小さなことだけど忘れがちなことを教えてくれる」と振り返った。

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