真田丸:稲役・吉田羊が群馬・沼田まつりに 「姫さま!」と大声援

群馬県沼田市で開催中の「沼田まつり」に登場した吉田羊さん=NHK提供
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群馬県沼田市で開催中の「沼田まつり」に登場した吉田羊さん=NHK提供

 NHK大河ドラマ「真田丸」で稲(小松姫)を演じる女優の吉田羊さんが3日、ドラマの舞台である群馬県沼田市で開催中の「沼田まつり」に登場した。吉田さんは、地元の子供たちが引っ張る山車の先頭に乗り、沿道からの声援に手を振りながら、約500メートルを行進した。

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 吉田さんが演じる稲は、徳川家重臣・本多忠勝(藤岡弘、さん)の娘で、主人公・真田信繁(堺雅人さん)の兄・信幸(大泉洋さん)の正室。吉田さんは「『羊さん!』という声援と同じくらい、『姫さま!』とか『小松姫!』とか皆さまから声をかけていただきました。役柄で声をかけていただくことはとてもうれしいとともに、街のいたるところに小松姫をモチーフにしたものがあり、小松姫は沼田の皆さんに本当に愛されているんだなと感じました。これからも稲、沼田の皆さんを思い浮かべながら、小松姫を演じていきたいと思います」と語った。

 吉田さんは、同市内で開催中の「上州沼田真田丸展~もうひとつの真田の舞台~」も訪れ、「ここの展示は、番組を見ていなくても楽しめそうなものばかり。これをきっかけに、『真田丸』を見てくれる人がいてくれたら」と語った。同展はグリーンベル21で2017年3月31日まで開催。

 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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