テレビ質問状:「終戦の日特別企画:特集ノンフィクションWが描いた戦争」3作を3夜連続放送

「ノンフィクションW 君のことを忘れない~女優・渡辺美佐子の戦争と初恋~」のワンシーン
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「ノンフィクションW 君のことを忘れない~女優・渡辺美佐子の戦争と初恋~」のワンシーン

 WOWOWは「終戦の日特別企画:特集ノンフィクションWが描いた戦争」と題して、15日から3夜連続でこれまで「ノンフィクションW」で放送してきた戦争関連の番組をリピート放送する。15日は「ノンフィクションW 君のことを忘れない~女優・渡辺美佐子の戦争と初恋~」、16日は「ノンフィクションW 撮影監督ハリー三村のヒロシマ~カラーフィルムに残された復興への祈り~」、17日は「ノンフィクションW いま甦る幻の映画『ひろしま』~受け継がれていく映画人の想い~」を連日午後7時からWOWOWプライムで放送。番組プロデューサーを務めるWOWOW制作部の藤原麻知プロデューサーに番組の魅力を聞いた。

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 ――番組の概要と魅力は?

 これまで毎年8月に「ノンフィクションW」では、平和への思いをつづったドキュメンタリーを放送してきました。エンターテインメントに携わる人々が、表現してきた平和への祈り。今年は3夜連続で過去の傑作をお届けします。

 ――今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?

 終戦から71年、現役の米国大統領が初めて広島を訪れた2016年は一つの節目の年となりましたが、メディアはこれからも戦争の悲惨さを伝え続けなければなりません。そんな今年だからこそ「ノンフィクションWが描いてきた戦争」という特集を組むことになりました。

 ――この番組をどんな人たちに見てほしいですか。

 老若男女問わず、多くの方に見ていただきたいです。特に、これからを生きる多くの若者に見ていただきたいです。

 ――番組の見どころを教えてください。

 17日放送の、いま甦る幻の映画「ひろしま」。終戦8年後の広島を舞台に、被爆者も含めた9万人のエキストラが参加し撮影された、この映画の圧倒的なリアリティー。目をそむけずに見ていただきたいです。

 ――視聴者へ一言お願いします。

 エンターテインメントを通して、平和への祈りを伝え続けている人たちがいます。年に一度8月に、そんな思いに触れることで、視聴者の皆さんにも平和について考えていただくきっかけになればと思います。

 WOWOW 制作部 プロデューサー 藤原麻知

*……「ノンフィクションW 君のことを忘れない~女優・渡辺美佐子の戦争と初恋~」2014(平成26)年日本民間放送連盟賞特別表彰部門 青少年向け番組 優秀▽「ノンフィクションW 撮影監督ハリー三村のヒロシマ~カラーフィルムに残された復興への祈り~」第53回ギャラクシー賞奨励賞受賞▽「ノンフィクションW いま甦る幻の映画『ひろしま』~受け継がれていく映画人の想い~」第32回 ATP賞テレビグランプリ 最優秀新人賞 受賞

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