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蒼井優:東京国際映画祭に初参加「コンペに選ばれるかドキドキしていた」

映画
東京国際映画祭のラインアップ会見に登場した(左から)松居大悟監督、蒼井優さん、青木崇高さん、細田守監督

 女優の蒼井優さんが26日、東京都内で開催されたアジア最大級の映画の祭典「第29回東京国際映画祭」のラインアップ会見に登場した。蒼井さんはコンペティション部門に出品される「アズミ・ハルコは行方不明」(松居大悟監督)に主演しており、「東京国際映画祭には初めて参加します。松居監督がコンペに選ばれるかドキドキしているのを見ていたので、選ばれて、この場に来られてうれしい」と語った。

 会見には松居監督と同じくコンペティション部門に出品の「雪女」(杉野希妃監督)に主演した青木崇高さん、アニメーション特集「映画監督 細田守の世界」の細田守監督が出席した。松居監督はコンペ出品が決まったとき「居酒屋にいて、電話で知らせを聞いて泣いてしまって。でも席に戻ったら、まだほかの人に決まったことを言っちゃいけないので、なんで泣いてるんだよなんて言われて……」と決まったときの喜びを振り返った。青木さんは「選んでいただいたことがうれしく思いますし、杉野監督も喜んでいると思います。原作の小泉八雲も日本人じゃない。外から見た日本の風土、風習から描いた作品で、それを見た監督が国際映画祭でかけるということが感慨深い。そういう作品に参加できて誇りに思います」と語った。

 蒼井さんは作品について「タイトルを聞いて、主演だけど行方不明なのか、これは楽かもしれないと思ったら、意外と出番があってそんなに甘くなかった。脚本が面白くて、女性だから分かる女性のひどさ、なさけなさ、たくましさ、多くの女性にイタタタタと思いながら見ていただける、女性の皆さまはすねに傷があったりすると思いますけれど、そのすねの傷がいとおしく思える作品になったと思います」と紹介した。

 今年の東京国際映画祭は、オープニング作品にはメリル・ストリープさんがソプラノ歌手を夢見る女性を演じ、その夢を支える夫役をヒュー・グラントさんが演じる「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」(スティーブン・フリアーズ監督)、クロージング作品は松山ケンイチさんが伝説の棋士、村山聖を演じた「聖(さとし)の青春」(森義隆監督)が上映される。japan Now部門は「監督特集 岩井俊二」。ストリープさんとグラントさんの来日も発表されている。また、今回のフェスティバル・ミューズに女優の黒木華さんが就任した。

 また、歌舞伎俳優、尾上菊之助さんによる女方舞踊&弁士・生演奏付き上映なども行われる「歌舞伎座スペシャルナイト」や行定勲監督(日本)、ブリランテ・メンドーサ監督(フィリピン)、ソト・クォーリーカー監督(カンボジア)が一つのテーマの元にオムニバス映画を共同製作する「アジア・オムニバス映画製作シリーズ 『アジア三面鏡』」、青少年を対象・テーマとした新部門ユース部門(TIFFチルドレン/TIFFティーンズ)を設立、アニメイベント「TIFFアニ!!」 in 東京国際フォーラム、六本木ヒルズアリーナでの野外上映「東京国際映画祭 Cinema Arena」なども実施される。東京国際映画祭は10月25日~11月3日に六本木ヒルズ(東京都港区)を中心に都内各所で開催される。映画祭全体の上映作品は203作品に上る。

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