ザ・リーダー:サクラクレパス西村彦四郎社長 100年文具メーカーの新戦略とは

サクラクレパスの西村彦四郎社長(右)と高井美紀アナ=MBS提供
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サクラクレパスの西村彦四郎社長(右)と高井美紀アナ=MBS提供

 経済界を引っ張る経営者にMBSの高井美紀アナウンサーがインタビューし、その人間像を描き出すドキュメンタリー番組「ザ・リーダー」(MBS、関西ローカル)が10日午前5時から放送される。今回は老舗の文具メーカー・サクラクレパスの西村彦四郎社長を紹介する。

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 西村社長は1955年、サクラクレパスの創業家の一人として、兵庫県西宮市で生まれた。東京で育ち、成蹊大学卒業後1年間の米国放浪生活の後、同社に入社。「先代の会長の四男の息子が僕で、傍系だったので(サクラクレパスを継ぐという話は)全然なかった」というが、40歳で営業企画部門を任されると、学校向けカタログ販売を展開して大ヒットさせた。

 番組では、西村さんが若い頃にしでかしたという忘れられない大失敗や休日の過ごし方などを振り返り、4年後の100周年に向け、「筆記具の世界でサクラのブランドを画材のように確立したい」という老舗文具メーカーの新たな戦略についても語る。

 「ザ・リーダー」は、誰もが知っている大企業の社長、ちょっとユニークな中小企業のトップたち、次々とヒット商品を生み出す企業の経営者ら経済界を引っ張るリーダーを、高井アナが訪ね、人心掌握術、健康法、趣味、愛読書などさまざまな話を聞き、“関西経済の潜在力”を探る。次回は10月8日午前5時から、アップリカの前田英広社長を紹介する。

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