わろてんか:初回視聴率20.8%と好発進 2作ぶり大台スタート

NHKの連続テレビ小説「わろてんか」で主演を務める葵わかなさん(左)と共演の松坂桃李さん
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NHKの連続テレビ小説「わろてんか」で主演を務める葵わかなさん(左)と共演の松坂桃李さん

 女優の葵わかなさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」の第1回が2日に放送され、平均視聴率が20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが分かった。朝ドラの初回としては、2作ぶりに20%の大台に乗せ、好スタートを切った。

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 2日の第1回では、明治35(1902)年、天真爛漫(らんまん)な少女・てん(新井美羽さん)は、京都の老舗薬種問屋の当主で、堅物の父・儀兵衛(遠藤憲一さん)から、笑い上戸を直すよう叱られる毎日を送っていたが、ある日、儀兵衛が商談のため開いたホームパーティーで、笑いをこらえきれず大失態を演じてしまう……という内容だった。

 「わろてんか」は、吉本興業の創業者・吉本せい(1889~1950年)の生涯がモチーフ。京都の老舗薬種問屋の長女で、笑いをこよなく愛するヒロイン・藤岡てん(葵さん、幼少期は新井さん)が、思いをともにする旅芸人の北村藤吉(松坂桃李さん)と夫婦となり、いつしか大阪を日本一の“笑いの都”にしていく姿を描く。

 主題歌は女優の松たか子さんが歌う「明日はどこから」。脚本はドラマ「美女か野獣」(フジテレビ系)などの吉田智子さんが手がけ、語りはNHKの小野文惠アナウンサーが担当している。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。 

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