大みそかに放送される「第68回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、紅組司会を務める女優の有村架純さんが会見。有村さんは初の紅組司会を務めた昨年は「テンパっていた」といい、「2回目だからしっかりとしなきゃっていうのはある」と自覚をのぞかせた。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　昨年はちょうど同局の連続テレビ小説「ひよっこ」と撮影が重なっていて、有村さんは「正直どっちがどっちやらって、『ひよっこ』も撮影しないといけないし、紅白の準備をしなくてはいけないってテンパってはいたんですけど、でも今年はきっちりこれだけに集中してできるっていうのもあるので、より言葉を伝えるってところを努力したいです」と力を込めた。

　また今年は特別企画として「ひよっこ」の特別編もあるが、有村さんは「VTR収録したんですけど、すっごく楽しかったですし、それを皆さんが見ていただいて、応援してくださった方が懐かしい気持ちになったり、『ここ見たかったな』ってなっていただけると思うので、楽しみにしていてもらえたらうれしいです」と笑顔を見せ、桑田佳祐さんが歌う主題歌「若い広場」についても「すっごく楽しみです」と期待していた。

　今年の紅白歌合戦のテーマは「夢を歌おう」で、総合司会をお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんとNHKの桑子真帆アナウンサーが担当し、白組司会は人気グループ「嵐」の二宮和也さん、紅組司会は昨年に続き、2年連続となる有村さんが務める。

　昨年に引き続き、歴代最長タイの午後7時15分～同11時45分（途中ニュース中断あり）に放送される。