テレビ試写室:「天才バカボン3」 西田敏行の参加でワンランク上のホームドラマに

4日午後9時から放送される「天才バカボン3」(日本テレビ系)=日本テレビ提供
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4日午後9時から放送される「天才バカボン3」(日本テレビ系)=日本テレビ提供

 ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまで、さまざまなジャンルのテレビ番組について、放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は、赤塚不二夫の名作ギャグマンガを「くりぃむしちゅー」の上田晋也さんら豪華キャストで実写化したスペシャルドラマ「天才バカボン3」(日本テレビ系)だ。

 「これでいいのだ」を合言葉に破天荒な手段でトラブルを解決しながらも、さらに大トラブルも巻き起こすバカボン一家が三度お茶の間に帰ってきた。今回は、西田敏行さんを筆頭に、「東方神起」、大塚寧々さん、「ネプチューン」の堀内健さん、厚切りジェイソンさん、「ANZEN漫才」、ミキと、各界から豪華キャストが集結した。もちろんバカボンのママ役の松下奈緒さん、バカボン役の「おかずクラブ」のオカリナさん、ハジメ役の早坂ひららちゃんをはじめとしたレギュラーメンバーも変わらず生き生きと活躍している。

 今回の舞台の一つとなるのが、バカボンのパパの母校「バカ田大学」。西田さん演じる紙一重教授の「世にも珍しい研究」を巡って、さまざまな物語が展開されるのだが、バカボンのパパと紙一重教授とのやりとりは秀逸。日本を代表する名優で、コメディーでも「釣りバカ日誌」を例に出すまでもない大御所の西田さんのキャラクターが、上田さん演じるバカボンのパパとかみ合うことで、ワンランク上のより楽しくコミカルなドラマに仕上がった。

 過激な設定の連ドラが多い中にあって、本シリーズはずっと家族で見られる「ホームドラマ」のスタンスを貫いているのは好感が持てる。前回から約1年5カ月たっての第3弾となったが、連ドラ化というよりは、ペースとしてはこのぐらいか、年1回ぐらいがちょうどいいのでは。個人的にはドラマとは関係ないものの、リアルタイム視聴が対象の「松阪牛プレゼント企画」が印象に残った。プレゼントまで何とも「ホームドラマ」なのだ。4日午後9時から放送。

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