俳優のディーン・フジオカさんが主演する連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐(ふくしゅう)-」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第6話が24日、放送される。同話のサブタイトルは「宿敵を潰すとき」。モンテ・クリスト・真海(フジオカさん)が南条幸男(大倉忠義さん)の“暗い過去”を暴き出す。さらに、“鬼となった女たち”による本作史上最悪の場面も描かれるという。
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真海が放つ復讐の火種は、復讐のターゲットである幸男と神楽清(新井浩文さん)の関係も絶ち、大炎上を招こうとしていた。香港のタブロイド紙が、十数年前に失踪した有名俳優のショーン・リーの家族が裏組織「ヴァンパ」に殺害されたという新証言を掲載。記事は真海が裏で手を回したものだが、幸男の弱点を探る神楽も食いつく。その家族の失踪当時の付き人が幸男だったからだ。
バーで飲んでいた幸男は“あの時”を思い起こす。当時ヴァンパに多額の借金をしていた幸男は、ショーンが所有する宝飾品などを盗み出すことで借金をチャラにしようとしていた。幸男はショーンと家族が留守にしている間に、組織を家に招き入れる。だが、そこにショーンたちが帰宅し、組織のメンバーが夫婦を殴り倒す。
幸男が気づくと両隣に男が座っていた。ヴァンパが裏切り者を始末しに来たのだが、幸男は自宅に脅し文句が書かれたファクスが送られたことを男たちに話す。すると最近、香港で過去の幸男のことを嗅ぎ回る人間がいたと教えられる。その人物は、神楽の秘書の牛山直紀(久保田悠来さん)で、幸男は牛山の動きを止めるよう命令される。しかし、事件の真相を知る人物は、幸男とヴァンパだけではなく、両親を目の前で殺害されたショーンの娘もいて……という展開。
ドラマは、「巌窟王(がんくつおう)」としても知られる、アレクサンドル・デュマの名作「モンテ・クリスト伯」が原作で、現代の日本を舞台にして描かれる。無実の罪を着せられ、異国で15年間投獄された後、素性を隠すため柴門暖から改名したモンテ・クリスト・真海が、“復讐の鬼”と化して、自らを陥れた人間たちに緻密なわなを仕掛け、制裁を下していく……という復讐劇。
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