今週の正義のセ:最終話は国会議員の息子による刺殺事件 凜々子の判断次第で検察庁の危機に…

連続ドラマ「正義のセ」の最終回のワンシーン=日本テレビ提供
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連続ドラマ「正義のセ」の最終回のワンシーン=日本テレビ提供

 女優の吉高由里子さんが主演の連続ドラマ「正義のセ」(日本テレビ系、水曜午後10時放送)の最終回が13日、放送される。国会議員の息子が犯した刺殺事件を竹村凜々子(吉高さん)が担当する。容疑者が正当防衛を主張し、起訴判断を誤れば、検察庁全体が危機に陥ってしまうかもしれない中、凜々子が事件の真相に迫る

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 最終話は、凜々子は衆議院議員・中条良成(宅麻伸さん)の長男・秀成(落合モトキさん)が犯した殺人事件を担当する。秀成は、被害者の入江(佐藤祐基さん)にからまれたため、身を守るための正当防衛だったと主張。だが、入江が働いていた料亭の店主は「真面目な青年だった」と証言し、恋人の笑子(岡本玲さん)も暴力を振るう人間ではないと訴えるため、凜々子は相原(安田顕さん)と事件の捜査を進める。

 そんな中、中条議員が秀成の釈放を求め、港南支部に現れる。支部長・梅宮(寺脇康文さん)は要求を拒絶するが、中条は検察上層部への圧力をほのめかし、さらにはマスコミを動かして世論を検察批判の流れに持っていこうとする。いまだかつてない重圧の中、凜々子は事件の真相を追う……というストーリー。

 「正義のセ」は、エッセイストでタレントの阿川佐和子さんの小説が原作で、吉高さん演じる2年目の新米検事の竹村凜々子が、検事として、女性として成長していく姿を描いている。

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