緊急取調室 (2025)
最終話 蒼い銃弾
12月18日(木)放送分
俳優の沢村一樹さん主演の“月9”ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ系、月曜午後9時)の初回が9日、30分拡大で放送され、平均視聴率は10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。“月9”ドラマの初回視聴率で“二桁発進”は、2017年7月期の「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(16.3%)以来、4作品ぶり。
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「絶対零度」は、女優の上戸彩さんが演じた刑事・桜木泉の活躍と成長を描いた「絶対零度」シリーズの最新作で、シーズン3となる今回は元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村さん)を主人公に、「未然犯罪捜査システム」(=ミハンシステム)を駆使して危険人物を割り出し、“未来の犯罪を予測して捜査する”チームの姿を描く。
ミハンシステムは、日本国民のあらゆる個人情報を解析し、過去の犯罪記録と照らし合わせることによって、AI(人工知能)がこれから起こる重大犯罪、主に殺人を犯す可能性が高い危険人物を割り出すというもの。
初回は、武井壮さんがゲスト出演。井沢は、ある事件がきっかけで、総務部資料課分室への異動を命じられる。実はこの資料課分室には、刑事企画課特別捜査官・東堂(伊藤淳史さん)を中心に秘密裏に進められてきた重要プロジェクトが託されていた。それは、通称「ミハンシステム」の実用化プロジェクトだった。
一方、特殊捜査班のメンバーだった山内(横山裕さん)は、バディーを組んでいた桜木の失踪事件を独自に追っていたが、やがて捜査は行き詰まり、その無力感と警察組織への不信感から上司を殴ってしまい、資料課分室への異動を命じられる。ミハンシステムは殺人を犯す危険性のある人物を割り出すが、いつ、どこで、誰を、なぜ殺害するのかまでは分からない。山内は、冤罪(えんざい)を生み出す可能性もあるミハンシステムに対して疑念を抱く。そんな中、“テストケースNo.5”の危険人物が割り出される……という展開だった。
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