森崎ウィン:スピルバーグ作品出演で話題の俳優が「ハゲタカ」参戦 綾野剛から刺激も

連続ドラマ「ハゲタカ」に出演する森崎ウィンさん=テレビ朝日提供
1 / 6
連続ドラマ「ハゲタカ」に出演する森崎ウィンさん=テレビ朝日提供

 スティーブン・スピルバーグ監督のSF映画「レディ・プレイヤー1」に出演したことで話題の俳優の森崎ウィンさんが、綾野剛さん主演の連続ドラマ「ハゲタカ」(テレビ朝日系、木曜午後9時)に出演することが15日、分かった。森崎さんが出演するのは、2018年を舞台にしたドラマオリジナルストーリーが展開する第7話(30日放送)と第8話(9月6日放送)で、宇宙開発に大きな夢を抱くベンチャー企業「スペース・フロンティア・ジャパン」の代表・天宮光一を演じる。

ウナギノボリ

 「ハゲタカ」は作家の真山仁さんの小説が原作。綾野さん演じる投資ファンド会社の社長・鷲津政彦が、企業を食い荒らす“ハゲタカ”とバッシングを浴びながら、不良債権を抱えた大銀行や経営不振の名門企業へ買収劇を仕掛ける。原作のストーリーに、真山さんがドラマのために書き下ろした原案を基にしたオリジナルストーリーを加え、平成と共に生きた“ダークヒーロー”鷲津の20年間の軌跡を、1クールでスピーディーに描く。

 ドラマは、森崎さんが出演する第7話から第3部に突入。18年を舞台に日本の大企業の崩壊が描かれる。森崎さんが演じる天宮は、次なる夢を追うために鷲津に投資を依頼するも「夢にお金は投資しない」と言い放たれてしまう……という役どころ。

 森崎さんは「綾野剛さんは、ずっと作品なども拝見していた役者さんだったので、お会いできることがうれしかったのと同時に、少し怖さも感じていました。『ハゲタカ』全8話の中の第7話と第8話に出てくるキャラクターをやらせていただくという責任に、正直、スティーブン・スピルバーグ(作品への出演)よりびっくりしました……(笑い)」と思いを明かしている。

 さらに、森崎さんは「これだけ楽しく演じられたのは、綾野さんが作る現場だから、というのが大きかった」と話し、「初日から壁を無くしてくださり、包容力のある綾野さんについていったので、自分が作ってきた役もどんどん出させてもらえました。綾野さんのおかげでもっともっとお芝居が好きになりましたし、『連ドラで主役を張るというのは、こういうことなんだ』ということを肌で感じられた気がします」と思いを語っている。

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事