青木崇高:鹿児島は「もはやホーム」 田上晃吉と「西郷どん」トーク 

NHK大河ドラマ「西郷どん」のトークショーに登場した田上晃吉さん(中央)と青木崇高さん(右) (C)NHK
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NHK大河ドラマ「西郷どん」のトークショーに登場した田上晃吉さん(中央)と青木崇高さん(右) (C)NHK

 NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に出演中の青木崇高さんと田上晃吉さんが、ドラマの地元・鹿児島で行われたイベント「第2回西郷王決定戦&大河ドラマ『西郷どん』PV」に登場し、トークを繰り広げた。“薩摩の国父”島津久光役でおなじみの青木さんは、鹿児島について「人のつながりが深くなり、もはやホーム」と印象を語り、「本当に1年間、島津久光公を通して皆さんに出会えたこともうれしいし、終わってしまう寂しさもある。最後まで『西郷どん』を楽しんでほしいです」とファンに呼びかけた。

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 また青木さんはこの日、久光の墓参りをしてから会場入り。「久光の誕生日(12月2日)に鹿児島にいられることが運命かなと思いました」と語った。

 第45回「西郷立つ」のパブリックビューイング後のトークで田上さんは、自身が演じた中原尚雄の拷問シーンについて、合計で大体2時間くらいつるされていたことや、西郷隆盛役の鈴木亮平さんが「ごめんな晃吉」と言って、つるされた田上さんを残してご飯に行ってしまったことなど、裏話を披露して、会場の笑いを誘った。

 薩摩ことば指導も担当し、約1年半を「西郷どん」と共に過ごしてきた田上さんは、「一緒に45回を見てくださった皆様に本当にお礼を言いたい。中原という大役をいただいて、それを皆さんと見ることができて、忘れられない一日になった。この後の2回は、皆さんの生きてきた人生が重なり、撮影中も涙、涙でした。この作品が終わっても、先人が作り上げてきた鹿児島というアイデンティティーを忘れずに、一層頑張っていきたいです」と語っていた。

 「西郷どん」は大河ドラマ57作目で、西郷隆盛の生涯を描く。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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