注目ドラマ紹介:「刑事ゼロ」 記憶喪失の沢村一樹が“五感”と“洞察力”で事件解決

連続ドラマ「刑事ゼロ」初回の場面写真 =テレビ朝日提供
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連続ドラマ「刑事ゼロ」初回の場面写真 =テレビ朝日提供

 俳優の沢村一樹さんが主演を務める連続ドラマ「刑事ゼロ」(テレビ朝日系、木曜午後8時)が10日、初回2時間スペシャルで放送される。「科捜研の女」「遺留捜査」などで知られる、同局のドラマ枠「木曜ミステリー」の新シリーズ。京都を舞台に、ある事件がきっかけで刑事になった直後から20年間の記憶を失ってしまった“ゼロ状態”の時矢暦彦(沢村さん)が、“生まれたての五感”と“洞察力”で事件を解決していく姿を描く。

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 京都府警捜査1課の佐相智佳を瀧本美織さん、福知市郎を寺島進さん、内海念也を横山だいすけさん、根本留夫を渡辺いっけいさんが演じ、鑑識課員の背川葉奈役を猫背椿さん、時矢の元妻・奥畑記子役を財前直見さん、時矢の叔父・生田目守雄役を武田鉄矢さんが務める。

 初回で、“京都府警に時矢あり”といわれるほど優秀な刑事の時矢暦彦は、ある事件の容疑者を追跡中、廃工場の貯水プールに転落。刑事として生きてきた20年間の記憶を失ってしまう。記憶喪失のことを打ち明けられない時矢は、新人刑事の佐相智佳から、女性府議会議員が刺殺されたことを聞いてビビってしまう。

 そんな中、公園の鉄棒に遺体がつるされた、新たな殺人事件が発生。鉄棒と遺体の前面には色付きの粘着テープが奇妙な形で貼られており、府議会議員殺害現場にも謎の血文字が残されていた。時矢がテープに顔を近づけると、議員殺害現場の遺留品と共通するにおいを嗅ぎ取った。さらに時矢は二つの事件に残された図形が香りを聞き分ける遊び、“組香(くみこう)”に関係しているのではないかと直感。調査を進めると、第3の事件が起きる……という展開。

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