リリー・フランキー:「なつぞら」で朝ドラ初出演 山口智子も30年ぶりの朝ドラ

4月スタートの連続テレビ小説「なつぞら」に出演が決まったリリー・フランキーさん
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4月スタートの連続テレビ小説「なつぞら」に出演が決まったリリー・フランキーさん

 女優の広瀬すずさんが主演で、4月からスタートする2019年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に、イラストレーターで俳優のリリー・フランキーさんが出演することが分かった。リリーさんは今回が初の朝ドラで、「東京・新宿編」から登場する。

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 また女優の山口智子さんが「純ちゃんの応援歌」以来、約30年ぶりに朝ドラ出演することも明らかになった。そのほか比嘉愛未さん、戸田恵子さん、 鈴木杏樹さん、工藤阿須加さん、水谷果穂さん、近藤芳正さんらの出演も発表された。

 リリーさんは文化の発信地・新宿のランドマークともいえる大型書店・角筈屋(つのはずや)の社長の茂木一貞役。また山口さんは伝説の劇場ムーランルージュ新宿座の人気ダンサーとして一世を風靡(ふうび)する岸川亜矢美役。リリーさんは「歴史ある、連続テレビ小説の100作目に末席ながら参加できることに喜びと誇りを感じます。素晴らしいキャスト、スタッフと共に、主人公のなつが、皆さまに愛され、応援していただけるよう、心を込めていきたいと思います」とコメントしている。

 「なつぞら」は、記念すべき100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びたものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう、吉沢亮さん)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。4~9月に放送。全156回を予定。

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