大泉洋:池井戸潤新作で「日曜劇場」初主演 古豪ラグビーチームの再建に奮闘

7月期の日曜劇場「ノーサイド」で主演を務める大泉洋さん
1 / 1
7月期の日曜劇場「ノーサイド」で主演を務める大泉洋さん

 俳優の大泉洋さんが、7月からTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で放送される「ノーサイド」で、主演を務めることが18日、明らかになった。「半沢直樹シリーズ」「陸王」「下町ロケット」などで知られる人気作家・池井戸潤さんが今夏に刊行する予定の新作小説が原作。大泉さん演じる中堅サラリーマンが、古豪のラグビーチームのゼネラルマネージャーに就任し、チーム再建に奮闘する姿を描く。大泉さんは、池井戸さん原作ドラマへの出演、同局の連続ドラマ主演ともに初となる。

ウナギノボリ

 伊與田英徳さんがプロデューサー、福澤克雄さんが演出を務め、これまで池井戸作品を映像化したスタッフが結集した。ラグビー・ワールドカップが日本で開催される年に、新たな池井戸ドラマが制作される。

 ドラマは、大手製造メーカー「トキワ発動機」の中堅サラリーマン・君嶋隼人が主人公。出世レースの先頭に立ち、幹部候補といわれていた君嶋は、上司主導の企業買収に異を唱え、地方工場の総務部長に左遷され、そこでトキワ発動機ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務するよう命じられる。ラグビーの知識も経験もない君嶋が、低迷するラグビー部を再建させ、自身の再起をかける姿を描く。

 なお、大泉さんは、所属する演劇ユニット「TEAM NACS」の中で、池井戸ドラマに出演していなかった最後の一人だった。

 ◇大泉洋さんのコメント

 私自身も今まで放送されてきた、数々の池井戸作品のファンでありましたので、その池井戸さんの新作ドラマで、主演させていただくのはとてもうれしく、光栄であります。

 大きなプレッシャーも感じていますが、「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」「LEADERSII」でもご一緒させていただき、全幅の信頼を寄せる福澤組と一緒にこの君嶋という役を全身全霊で演じたいと思います。そして日本でラグビーのワールドカップが開催されるという年に書き下ろされる池井戸さんのラグビーを題材にした新作を読者として、純粋に楽しみにもしています。

 絶対面白いでしょ!!

 ◇伊與田英徳プロデューサーのコメント

 池井戸潤さんの新しい原作で、新しいドラマができることになって、大変ワクワクしております。そして東京進出した時の舞台を見て以来「TEAM NACSというすごい集団といつか仕事をしたい」と思っていました。北海道ローカルのイベントにも何度か伺ったことがあります。いろんなことを経て、このたび約5年越し念願がかなって大泉洋さんとご一緒することができて、さらにワクワクしております。

 池井戸さんと大泉洋さんの新しい出会いから奏でられるエネルギーが、どんなドラマになるのか、今から楽しみです。私どもスタッフも全力で挑みます。

テレビ 最新記事