高橋一生:川口春奈の“自虐”を優しくフォロー 「反省なんかしなくていい」 

映画「九月の恋と出会うまで」の試写会に登場した高橋一生さん
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映画「九月の恋と出会うまで」の試写会に登場した高橋一生さん

 俳優の高橋一生さんが26日、東京都内で行われた主演映画「九月の恋と出会うまで」(山本透監督、3月1日公開)の試写会に登場した。“未来からの声”が届くという映画の内容にちなんで「時空を超えて自分に伝えたいこと」を聞かれた高橋さんは、「14歳の自分に伝えたいこと」として、「38歳になってもまだ自転車に乗っています(ということ)」と回答。続けて14歳で初めて買ったロードバイクと同じ形の自転車で今も仕事場まで行くと明かし、周りからは「全然気づかれないですよ。一瞬だから」と淡々と語っていた。

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 試写会にはダブル主演を務める女優の川口春奈さんも登場し、同じ質問に「10年前の自分に、もっと勉強しなさいと言いたいです」と回答。「もっと勉強していたらよかったな、と思うことが多々あって……。(勉強は)ほぼしていなかったんですが、真面目に話を聞いていたら、もうちょっといい大人になれたのかなと思います」と自虐的に語ると、高橋さんは「現場で、いろんなことを見て吸収されている姿を見ているので、10年前に戻って反省なんかしなくていいんじゃないかなと思います」と優しくフォローしていた。

 映画は「書店員が選んだもう一度読みたい恋愛小説」の第1位に選ばれた松尾由美さんの同名小説が原作。ちょっと不思議なマンションに引っ越してきた北村志織(川口さん)は、小説家志望の隣人・平野進(高橋さん)と出会う。ある日、志織は部屋で「こちらは1年後の未来です。あなたに危険が迫っています」という不思議な声を聞く。それは強盗殺人に遭うところだった志織を助けようと時空を超えて届いた、未来からの“誰かの声”。相談を受けた平野は、助かった志織に「タイムパラドクス」が生じることに気付く。それは1年後、志織の存在が消えることを意味していた……というストーリー。

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