染谷将太:「なつぞら」で朝ドラ初出演 抜群の画力と発想で革新起こすアニメーター役? 

19年度前期の朝ドラ「なつぞら」に出演が決まった染谷将太さん
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19年度前期の朝ドラ「なつぞら」に出演が決まった染谷将太さん

 女優の広瀬すずさんが主演で、4月1日から始まる2019年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に、俳優の染谷将太さんが出演することが1日、分かった。染谷さんは今回が初の朝ドラで、「初めての朝ドラ出演が100作という節目の『なつぞら』。このうれしさをかみしめております」と明かしている。

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 染谷さんはアニメスタジオ「東洋動画」でなつ(広瀬さん)の後輩アニメーターとなる神地航也を演じる。神地は抜群の画力を持ち、好きなことについて話すと止まらない情熱的な性格で、新人ながらも歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで周囲を圧倒し、既成概念にとらわれない発想でアニメ表現を革新していく。

  アニメーション編から登場するといい、「この作品の中で神地航也というすてきなキャラクターで生きられることに興奮しながら、日々撮影に挑んでおります。主人公なつの成長、日本が誇るアニメーション映画を確立させた人々の奮闘、あの時代にしかないきらびやかなエネルギーと活力。自分もオンエアを見るのが今から楽しみでしかたありません」と語っている。

 「なつぞら」は、記念すべき100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。

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