イノセンス 冤罪弁護士:木崎ゆりあがギャル役でゲスト出演 片岡鶴太郎、星野真里、酒井美紀も

連続ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」に出演する木崎ゆりあさん=日本テレビ提供
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連続ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」に出演する木崎ゆりあさん=日本テレビ提供

 俳優の坂口健太郎さん主演の連続ドラマ「イノセンス 冤罪(えんざい)弁護士」(日本テレビ系、土曜午後10時)の第9話(16日放送)と最終話となる第10話(23日放送)に、元「AKB48」の木崎ゆりあさんがゲスト出演することが2日、分かった。また、第8話に片岡鶴太郎さん、星野真里さん、酒井美紀さんがゲスト出演することも発表された。

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 第8話は、24年前に起きた殺人事件の再審請求を中心とした物語。片岡さんは殺人の罪で逮捕された式根大充(しきね・ひろみつ)、星野さんは大充の娘の松ケ下玲子、酒井さんは同話のストーリーの鍵を握る榛名由美を演じる。第9、10話に登場する木崎さんは、弁護士の黒川拓(坂口さん)が追い続ける「東央大学生殺人事件」へとつながることになる事件の証人・那須亜里沙役を演じる。

 ドラマは、変わり者の若手弁護士・黒川拓が、冤罪を晴らすため、執念と情熱、科学を武器に不利な裁判での逆転劇に挑む。坂口さんは同局の連ドラ初主演。拓に振り回される新人弁護士の和倉楓を川口春奈さん、後輩の拓に協力する東央大学理工学部准教授の秋保(あきう)恭一郎を藤木直人さんが演じている。

 ◇木崎ゆりあさんのコメント

 私が演じた那須亜里沙は、一見何も考えていないように見えるけれど、自分の中にあるプライドや芯の強さを持った女の子だと思い演じさせていただきました。法廷のシーンは独特な静けさと雰囲気があり、なかなか味わったことのない緊張感でした。亜里沙はギャルで今の子っぽい若さがありますが(笑い)、真っすぐな彼女を少しでも感じていただけたらうれしいです。第9話のラストは衝撃的で最後の最後までどうなるのか、ドキドキする展開になっていますのでぜひ見ていただきたいです。

 ◇片岡鶴太郎さんのコメント

 式根大充は冤罪事件に巻き込まれた上、膵臓(すいぞう)がんを患ってしまう役で……。脚本を読ませていただいた時から、重い役だなと感じていました。世の中には少なくない「冤罪事件」が存在していて、それに巻き込まれた人たちのことを思いながら演じさせていただきました。坂口さんとは朝ドラ以来の共演でして、当時は青々しい、爽やかな青年だと感じていましたが、弁護士役としてのたたずまいに、多くのキャリアを積んできたんだなと感じさせられました。とても頼もしかったです。

 ◇星野真里さんのコメント

 今回演じさせていただいた松ケ下玲子という役は重い過去を持った女性でした。その過去が彼女にとげとげしい言葉や態度を取らせているんですが、お芝居でもそのような言動が多かった分、演じるにあたり少し疲れてしまう面もありました。でもだからこそ、その分大事に演じさせていただきました。見終わった後、何もかもすっきりすることはもしかしたらないかもしれませんが、それでも「頑張って生きていこう」という気持ちになっていただけたらうれしいです。

 ◇酒井美紀さんのコメント

 私が演じさせていただいた由美、星野さん演じる玲子、そして鶴太郎さん演じる式根、冤罪事件に関わった皆がもどかしく、抱えている事情は違うにせよ、全てが解決することはないと思うと、すごく切ない気持ちになりました。坂口さんとは以前も共演させていただきましたが、すごく勉強熱心な方で……。拓みたいな弁護士に弁護してもらえたらうれしいだろうな、と思うぐらい役が伝わってきました。

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