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海獣の子供:劇場版アニメの声優に稲垣吾郎、蒼井優、渡辺徹、富司純子 神秘的なポスタービジュアルも

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劇場版アニメ「海獣の子供」で声優を務める(上段左から)富司純子さん、稲垣吾郎さん、蒼井優さん、渡辺徹さん (C)2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

 「リトル・フォレスト」などの五十嵐大介さんのマンガが原作の劇場版アニメ「海獣の子供」(渡辺歩監督、6月7日公開)に声優として、稲垣吾郎さん、蒼井優さん、渡辺徹さん、富司純子さんが出演することが13日、分かった。「一番大切な約束は、言葉では交わさない」というキャッチコピーが添えられ、神秘的な大水槽の前で主人公・安海琉花がたたずむ姿が描かれたポスタービジュアルも公開された。

 稲垣さんは主人公・琉花の父親で水族館に勤務する安海正明、蒼井さんは娘とも夫とも関係がうまくいかない琉花の母親・安海加奈子、渡辺さんは琉花が所属するハンドボール部の先生、富司さんは世界中を航海しながらジュゴンに育てられた兄弟の海と空を見守る不思議な人物、デデをそれぞれ演じる。

 「海獣の子供」は、五十嵐さんがマンガ雑誌「IKKI」(小学館、現在は休刊)で2005~11年に連載したマンガ。友人にケガをさせた少女の琉花が「海」と名乗るジュゴンに育てられた不思議な少年と出会い、港町と水族館を舞台にさまざまな冒険を繰り広げるというストーリー。アニメは、「鉄コン筋クリート」などのSTUDIO4℃が制作する。女優の芦田愛菜さんが主人公・琉花、石橋陽彩(ひいろ)さんが海、窪塚愛流(あいる)さんが空の声優を務める。

 ◇稲垣さんのコメント

 この映画は、誰にとっても分かりやすい、単純明快なエンターテインメント作品というわけではありません。大人が見ても考えさせられるような深遠さがあり、子どもが見たら理屈を超えたところで、感じるものがちゃんとある作品になっています。僕も幼少の頃に見て「僕にはまだまだ分からない部分があるな」と思った映画でも、いまだに、一つのシーンやキャラクターの声が鮮明に脳裏に残っている作品があったりします。この映画も、いまの子どもたちにとってそういう作品の一つになってくれたらいいなと思っています。

 ◇蒼井さんのコメント

 とにかく画(え)がきれいで、ページを開くだけで海の底に連れて行ってくれる原作が大好きでした。ずっと前からこの世界をスクリーンで見たい!と本当に思っていたので、今回お話をいただいたときには、絶対やりたい!と即答させていただきました。「鉄コン筋クリート」の「シロ」という少年役から出発して、13年後の「海獣の子供」ではお母さん役。STUDIO4℃作品に戻って来られて素直にうれしいです。収録に当たり本編映像を少し見たのですが、原作を読んでいた時に自分の頭の中で思っていた以上の“色”にあふれていて、想像をはるかに超えてすごいことになっていました。生きていることにもう一度ワクワクできる作品なので、たくさんの人に見ていただきたいです。

 ◇渡辺さんのコメント

 とてもきれいな絵とともに、命のことを深く感じることができる大人版のおとぎ話のような作品だと思いました。中学2年生の、ガラスのような繊細さと人間としての不安定さを持ったヒロインに教師としてどう向き合うのか。優しく言い含めるのか、厳しく突き放すことで向き合う優しさが良いのか、子育ての永遠のテーマでもありますが、自分自身の経験も反映しながら役作りを考えました。

 ◇富司さんのコメント

 「海獣の子供」のお話をいただいて映像を拝見しましたら、水族館や海の描写がとってもきれいで、水族館に一緒に遊びに行く孫にぜひ見てもらいたいと思い、お引き受けしました。「サマーウォーズ」以来の声のお仕事で、今回演じたデデは、世界中の海や神秘、生命、宇宙のすべての命が生まれる秘密みたいなものを追求していく強い信念を持った女性でとても魅力的でした。詩的で哲学的なせりふが多く、普通の話し言葉とは違っていたので緊張して挑みましたが、私の魂を声としてデデに注ぐことができたと思っています。

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