明日のなつぞら:5月3日 第29回 なつ、浅草の劇場に ステージに“ある男”が現れ…

NHK連続テレビ小説「なつぞら」第29回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」第29回の一場面(C)NHK

 広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」を放送。5月3日の第29回では、信哉(工藤阿須加さん)に連れられ、なつ(広瀬さん)と富士子(松嶋菜々子さん)は浅草の劇場に。ダンサーのステージが終わり、再び明かりがつくと、独特な格好をした男が姿を現す。男はステージの上で一人歌い出し、やがて音楽に乗ってタップを踏み始める。客席の男たちは一斉に、ステージに向かい罵声を浴びせると、男も客を罵倒し始める。そのとき、なつがその男に向かって声をかけ……。

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 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。

 第4週「なつよ、女優になれ」は、泰樹(草刈正雄さん)と剛男(藤木直人さん)の仲たがいがきっかけで、演劇を始めたなつ。演劇部の練習はとても厳しく、酪農との両立も難しくなっていく。顧問の倉田(柄本佑さん)は、なつに物語の重要な役を与えるが、慣れないせりふになつは苦戦。倉田はダメ出しを続ける。ある日、舞台美術を手伝いに来た天陽(吉沢亮さん)は、部室で落ち込んでいるなつを見つけ……という展開だった。

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