広末涼子：「ニッポンノワール」で異例の“遺体のヒロイン”役　「私、死ぬ役が多い気がします」

　女優の広末涼子さんが、俳優の賀来賢人さんが主演を務める10月スタートの連続ドラマ「ニッポンノワール －刑事Yの反乱－」（日本テレビ系、日曜午後10時半）に出演することが8月28日、明らかになった。広末さんは、物語冒頭に遺体で発見されるヒロイン・碓氷薫を演じる。

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　碓氷薫は、警視庁の刑事・遊佐清春（賀来さん）の上司の女性刑事。類いまれな容姿と優秀な捜査能力から捜査1課のマドンナと称され、遊佐清春らが所属する碓氷班の班長を務めていた。ドラマは、彼女が遺体となり発見されるシーンからスタート。彼女の死の真相に近づくにつれ、過去などが回想と共に明かされていく。

　ドラマについて、広末さんは「私、死ぬ役が多い気がします（笑い）。いつも、面白い作品に関わりたいと思っているので、生きているか死んでいるかは全然気になりませんが、今回はインパクトありますよね」と語っている。

　「ニッポンノワール －刑事Yの反乱－」は「主人公を含めた刑事全員が容疑者！」というドラマ。警視庁の刑事・遊佐清春は、森の中で目を覚ますと、右手に拳銃を握っており、横には上司だった女性刑事が死んでいた。やがて同事件が未解決の「十億円強奪事件」の真相へとつながっていく……という展開。今年1月期に同枠で放送された「3年A組－今から皆さんは、人質です－」のスタッフが再集結して制作される。

　◇広末涼子さんのコメント

　「かなり、面白そう！」というのがこのドラマの話を聞いた時の第一印象です。内容を聞いて“定番”や“ありがち”という印象が全くなく、私も刑事ものはほぼ初めてですし、「今日から俺は！！」と同じ枠で賀来さんが前回とイメージをひっくり返すような役を演じてくださるし、すごく挑戦的だと思いました。

　演じる碓氷薫は第1話の冒頭で遺体で発見されるのですが、私、死ぬ役が多い気がします（笑い）。いつも、面白い作品に関わりたいと思っているので、生きているか死んでいるかは全然気になりませんが、今回はインパクトありますよね。

　作品全体にすごくワクワク感がありながら、ストレート過ぎないようにメッセージが込められていると思うので、その複雑さを感情で掘り下げられるように、熱意を込めてお芝居したいと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。