広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(総合、月~土曜午前8時ほか)は第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」を放送。9月6日の第137回では、娘の優の言葉に背中を押されたなつ(広瀬さん)は、すぐに東京にいる坂場(中川大志さん)に電話をかけ、坂場から手渡された本を「アニメーションにしたい」と告げる。そんなとき、札幌の放送局で働く明美(鳴海唯さん)が十勝に帰省し、久しぶりに柴田家で家族が勢ぞろい。話題は、なつと妹の千遥の話になり、なつは、千遥のためにもアニメをやめてはいけないと改めて心に誓い……?
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽に手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく。
第22週「なつよ、優しいわが子よ」は、坂場のマコプロダクションへの再就職が決まったものの、愛娘の優を預ける保育園が見つからない。そんな矢先、なつは、仲(井浦新さん)から東洋動画の勝負作「キックジャガー」の作画監督という大役を命じられる。なつは保育ママを探そうとするが、共働き夫婦への風当たりは厳しく、途方に暮れる。そんな中、手を差し伸べたのは茜(渡辺麻友さん)で、なつは茜の応援を受け、育児と仕事の両立に励むが、そんなある日、優が熱を出していると茜から電話が入る。仕事を手放せないなつは、坂場に電話するものの、連絡がつかず……という展開だった。
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