なつぞら:“小なつ”粟野咲莉ちゃん再登場 今度は千遥の娘・千夏役「違いが伝わるようにお芝居しました」

NHK連続テレビ小説「なつぞら」で杉山千夏を演じる粟野咲莉ちゃん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」で杉山千夏を演じる粟野咲莉ちゃん (C)NHK

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第144回が9月14日に放送され、清原果耶さん扮(ふん)する千遥の娘・杉山千夏として、子役の粟野咲莉ちゃんが再登場した。咲莉ちゃんといえば、ヒロイン・なつ(広瀬さん)の子供時代を演じ、“小なつ”の愛称と共に序盤のドラマを多いに盛り上げた功労者の一人。4月13日放送の第12回を最後に本編から退場した際には「小なつロス」が起こったほどで、咲莉ちゃん自身も「再登場と聞いたときは跳び上がって喜びました」と明かしている。

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 今回「千夏は幼少期のなつとは違う性格だと思ったので、違いが伝わるように、優しくお母さんを応援しようという気持ちを込めてお芝居をしました」と話す咲莉ちゃん。なつ役の広瀬さんとの共演も実現し、「清原さんや広瀬さんは、普段はとても明るく優しいお姉ちゃんという印象ですが、お芝居になると、お母さん、おばさんという関係に自然になることができました。私は出演後も、一視聴者としてずっと放送を見ていたので、大人のなつと子供のなつが一緒にいることが不思議でした」と振り返っていた。

 また、第144回ではなつと千遥が約30年ぶりに再会を果たした。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽に手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく。

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