来週のスカーレット:第8週「心ゆれる夏」 喜美子、女性絵付け師として注目の的に?

NHKの連続テレビ小説「スカーレット」第8週の一場面 (C)NHK
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NHKの連続テレビ小説「スカーレット」第8週の一場面 (C)NHK

 戸田恵梨香さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、11月18日から第8週「心ゆれる夏」に入る。

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 喜美子(戸田さん)が深野心仙(イッセー尾形さん)の下で火鉢の絵付けを学ぶようになってから3年が過ぎた。喜美子は初めて絵付け火鉢のデザインを許され、懸命に考えるが、採用の可能性は低い。役場で働いている信作(林遣都さん)は、年に一度の火まつりの準備に忙しく、照子(大島優子さん)は婿の敏春(本田大輔さん)を迎えていた。陶芸だけでなく芸術にも詳しく、頭が切れる敏春が、丸熊陶業の改革を考えると、新設した商品開発室に美術大学を出た青年・十代田八郎(松下洸平さん)がやってくる。喜美子はふとしたきっかけで八郎と知り合い、破れたシャツを繕ってあげることに。

 一方、川原家の次女・直子(桜庭ななみさん)がついに東京で働くことになり、父・常治(北村一輝さん)と母のマツ(富田靖子さん)は心配する。三女の百合子(福田麻由子さん)も中学生に。そんな折、喜美子のデザインが敏春によって採用される。しかも丸熊陶業のマスコットガール・ミッコーとして地元紙の取材を受けることになる。記事では、師の深野には全く触れず、喜美子が若い女性の絵付け師であることばかりが注目される。そのことになぜか八郎が怒り、喜美子は当惑する。

 「スカーレット」は、101作目の朝ドラ。焼き物の里・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる究極の“働き女子”川原喜美子の波瀾(はらん)万丈の人生を描く。脚本を人気ドラマ「ホタルノヒカリ」シリーズなどで知られる水橋文美江さんが手掛け、語り(ナレーション)をNHKの中條誠子アナウンサーが担当。主題歌は、ボーカリスト越智志帆さんのソロユニット「Superfly」のオリジナルソング「フレア」。

 第7週「弟子にしてください!」では、丸熊陶業にやって来た火鉢の絵付け師・深野心仙の半生を知り、ますます彼の下で絵付けを学びたいと考える喜美子。最初は反対していた父・常治の許しを得ると、無事、深野の弟子となる。そして喜美子は食堂の仕事を続けながら、修業を重ね……という展開だった。

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