わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
深作欣二監督の映画「柳生一族の陰謀」(1978年公開)が、吉田鋼太郎さん主演で新たにドラマ化されることが分かった。吉田さんが主人公の柳生宗矩(むねのり)を演じ、柳生十兵衛役で溝端淳平さん、徳川家光役で岡山天音さんも出演。そのほか、飯豊まりえさん、森田望智さん、山田純大さん、波岡一喜さん、荒井敦史さん、佐野岳さん、高橋克実さん、美村里江さん、榎木孝明さん、宅麻伸さん、斉藤由貴さんといった豪華キャストも発表された。
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吉田さんは「大学に入って芝居を始めたころ、映画『柳生一族の陰謀』を見ました。日本を代表する名優たち、スターたちが名を連ねる中、(柳生宗矩を演じた)萬屋錦之介の圧倒的な存在感、迫力、太刀さばきに終始くぎ付けになり、度肝を抜かれた覚えがあります。その役を私が演じることになり、身のすくむような思いです。萬屋さんには比ぶべくもありませんが、何とか必死に自分なりの柳生宗矩を作り上げることができればと思っています。頑張ります!」と意気込んでいる。
元和9(1623)年、二代将軍の徳川秀忠が急死。大坂の陣から7年あまり。将軍の死は徳川体制に動揺を与えると、幕閣大奥の一部で秘密にされ隠蔽(いんぺい)される。本来なら嫡男・家光が三代将軍を継ぐことに異論はないはずだが、実母の於江与(おえよ)が家光を愚鈍と嫌っており、弟・忠長の方が将軍にふさわしいとの声が土井利勝を中心に幕閣の間で大きくなり始めていた。
将軍の死因をいぶかる土井は忍びを使って秀忠の胃袋を調べようとするが、突然現れた者に奪われてしまう。届けられた先は将軍家剣術指南役・柳生宗矩(むねのり)。彼の検視により、秀忠の死はヒ素を盛られたためと判明する。宗矩に問い詰められた家光の小姓・松平信綱と乳母お福(後の春日局)が秀忠暗殺を白状。宗矩は柳生新陰流の弟子・家光を将軍に据えるため陰謀を張り巡らせる。それは朝廷を巻き込み幕府を家光派・忠長派に分裂させ、柳生一族をも骨肉の争いに駆り立てる、仁義なき戦いの始まりであった……というストーリー。
「スーパープレミアム 柳生一族の陰謀」はNHK・BSプレミアムで2020年4月11日午後9時~同10時29分に放送される。
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