柳楽優弥:スーパー塾講師役で30代最初の連ドラ主演 中学受験の実態描くマンガ「二月の勝者」が実写化

実写ドラマ化されるマンガ「二月の勝者-絶対合格の教室-」の主人公・黒木蔵人のビジュアル(左)と主演を務める柳楽優弥さん (C)高瀬志帆/小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中
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実写ドラマ化されるマンガ「二月の勝者-絶対合格の教室-」の主人公・黒木蔵人のビジュアル(左)と主演を務める柳楽優弥さん (C)高瀬志帆/小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中

 マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中の人気マンガ「二月の勝者-絶対合格の教室-」が実写ドラマ化され、俳優の柳楽優弥さんが主演を務めることが1月31日、明らかになった。中学受験の実態をリアルに描くマンガで、柳楽さんは“最強で最悪”のスーパー塾講師・黒木蔵人(くろうど)を演じる。ドラマは、日本テレビ系で7月期に放送。3月26日に30歳の誕生日を迎える柳楽さんにとって、30代最初の主演作となる。柳楽さんが地上波の連続ドラマの主演を務めるのは、約6年ぶり。

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 「二月の勝者-絶対合格の教室-」は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中の高瀬志帆さんのマンガ。コミックスが6巻まで発売されており、累計発行部数は50万部を突破している。中学受験を題材に、「絶対に全員志望校に合格させる」というスーパー塾講師・黒木蔵人が、その鋭い洞察力と行動力で個々の生徒の本質を見抜き、親の不安を解決に導いていく姿を描く。

 柳楽さんは、出演について「すごくうれしかったです。『二月の勝者』はとても関心のあった原作です。楽しく読みながらも『教育』や『家族』というテーマもしっかり描かれていて、主人公が問題を解決していく様子も痛快で楽しいと思います。実は、妻がこの原作を大好きで(笑い)。僕も読んで一目ぼれした作品なので、(主演決定を知って)とてもモチベーションが上がりました! 面白いドラマにしたいです」と意気込みを語っている。

 続けて、30代最初の主演について「このドラマで受験に挑むのは11歳くらいの子供たち。自分がちょうど事務所に入ってこの仕事を始めた頃の年齢です。今回その世代の子どもたちと30歳になった自分が一緒に仕事をするというのは感慨深いです。30代になって一発目の作品が『二月の勝者』になります。『俳優は30代からだ!』と言ってくださる人も多いので、30代一発目、チャレンジしていきたい! 気合十分で挑みたい!と思っています」と語っている。柳楽さんが2月の中学受験を控えた受験生に向けた直筆メッセージが書かれた色紙も公開された。

 ドラマは、7月から毎週土曜午後10時に放送。

 ◇原作者の高瀬志帆さんのコメント

 首都圏の中学受験。心底凍える、2月・早朝の寒さ。手袋もせず白い息を吐きながら、一人一人の手を握り、子どもに目線を合わせ、それぞれの言葉で、励ます。はたから見たら、不思議な世界。私も、ニュース映像で見ただけの頃はそう思ってました。でも実際に、見て、感じた、その光景は……。「描きたい。」心の底からそう思いました。

 そしてそれがドラマに。光栄すぎて震えます。主演・柳楽優弥さん……! ファンです!! 一報をいただいた時はびっくりしすぎて3回くらい聞き返し、ひっくり返って頭を打ち、「これは今の頭部強打で見ている幻か?」と思ったくらいです。柳楽さんに「黒木」を演じていただけるなんて、人生何が起こるか本当にわかりません。毎日ご飯がおいしいです。どんなエモーショナルなドラマになるのか、一視聴者としても、とても楽しみです!!

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