賀来賢人：山本舞香の本気の“首絞め”に「やばかった」と苦笑い

　俳優の賀来賢人さんが2月19日、東京都内で行われた主演連続ドラマ「死にたい夜にかぎって」（MBS・TBS）の1話先行試写会後のトークイベントに登場。主人公・小野浩史を演じる賀来さんは、浩史を振り回すアスカ役を演じる山本舞香さんに撮影中、首を絞められたエピソードを披露。「ドラマのスケジュールって大変で、同じシチュエーションだったら1日にバーッと撮る。1日中首を絞められる日がありまして」と振り返り、苦笑いしていた。

ウナギノボリ

10年前の朝ドラ「花子とアン」　当時の吉高由里子インタビュー

　賀来さんは続けて「山本舞香ちゃんがすごい集中力なので、弱く締めさせるのはかわいそうだなと思って『全部本気で来てくれ』と言ったら、即答で『はい』と、全部全力で……」と思い出して苦笑い。MCから翌朝は首が大変だったのでは？と聞かれると「やばかったです」と返し、笑いを誘っていた。

　トークイベントには監督を務めた村尾嘉昭さん、脚本の加藤拓也さん、原作者の爪切男（つめ・きりお）さん、エンディング主題歌を書き下ろした「BiSH」のメンバーのアイナ・ジ・エンドさんも出席。賀来さんは、村尾さんとは10年来の付き合いといい、村尾さんから主演のオファーを受けた際、「熱烈でしたね」と振り返った。「こんなに熱烈なのは初めてですよ。（村尾さんが）あの手この手を使って。マネジャーが困る、困る……」と当時のエピソードを語った。

　また、賀来さんは浩史役の役作りで意識したことについて聞かれると「猫背」と回答。「僕は今、姿勢を矯正しているんですよ。すごく姿勢がいい毎日を送っているんですけど、（村尾さんから）『姿勢が良すぎる』と。『もっと浩史になるには猫背だ！』と言われて……」と苦笑いで明かしていた。

　ドラマは、ウェブサイト「日刊SPA！」で掲載された連載エッセーを「恋愛エピソード」を中心に再構築した爪切男さんの同名小説が原作。爪さんの実体験が基になっており、幼くして母に捨てられた男、浩史が、さまざまな女たちとの出会いを通じ、少しずつ笑顔を取り戻していく、もの悲しくもユーモアあふれる物語。

　ドラマはMBSで2月23日から毎週日曜深夜0時50分、TBSで同月25日から毎週火曜深夜1時28分に放送。