麒麟がくる:「打ちにお行きになればよろしい…」 暗殺煽るワル帰蝶様に「こえええええ」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第15回のワンシーン 帰蝶(川口春奈さん、左)と織田信光(木下ほうかさん) (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第15回のワンシーン 帰蝶(川口春奈さん、左)と織田信光(木下ほうかさん) (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第15回「道三、わが父に非(あら)ず」が4月26日に放送され、織田信光(木下ほうかさん)の元を訪れた帰蝶(川口春奈さん)が、織田彦五郎(梅垣義明さん)暗殺を煽(あお)るシーンが登場し、視聴者の注目を集めた。

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 帰蝶は、彦五郎から「碁を打ちに来ないかと誘われている」と明かす信光にそっと近づくと、微笑交じりに「よいお話でありませぬか。打ちにお行きになればよろしいかと、碁を」と進言。改めて「あちらから誘いがあるのは好都合」とし、「お迷いにならずお行きになればよい。行って、お打ちになれば、よろず、片が付くというもの。碁が終わったと知らせがあれば、時を移さず、殿(信長、染谷将太さん)も参られましょうぞ」と笑顔で暗殺をほのめかす……。

 SNSでは「打ちにいく(意味深)」「『打ち』と「討ち」を掛けてるの?」「わざわざ後から『碁を』って言うのやらしいな」「煽る煽る煽る」「悪そうな表情やな、帰蝶さま」「帰蝶こえええええ」などと視聴者は反応。

 その後、帰蝶の言葉通り信光は、招かれた清須城での碁の途中、彦五郎を刺し殺すと、すぐさま信長が入城。反信長勢力はあっという間に力を失ったことから、「女軍師帰蝶」「帰蝶P炸裂」「どんどん怖くなってく帰蝶」「帰蝶の可愛い笑顔が最近、怖い」といった声も視聴者から上がっていた。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜けると、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇だ。

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