菅田将暉:「MIU404」に参戦決定 素性の知れない男役で

連続ドラマ「MIU404」に出演する菅田将暉さん(C)TBS
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連続ドラマ「MIU404」に出演する菅田将暉さん(C)TBS

 俳優の綾野剛さんと星野源さんのダブル主演ドラマ「MIU404(ミュウ ヨンマルヨン)」(TBS系、金曜午後10時)で、俳優の菅田将暉さんの出演が7月10日、明らかになった。同日放送の第3話からの出演で、菅田さんは素性の知れない男役を担当する。

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 菅田さんの役は、第3話でバシリカ高校の元陸上部員が関与したドラッグ事件と、イタズラ通報を繰り返していた旧陸上部の成川岳に関わる重要な役どころ。また鈴鹿央士さん演じる成川も、今後のストーリーに深く関わっていく重要な人物だという。

 第3話は、2018年1月期に同系で放送された連続ドラマ「アンナチュラル」で西武蔵野署の刑事、毛利忠治を演じた大倉孝二さんと向島進を演じた吉田ウーロン太さんが同役で出演。西武蔵野署管内でイタズラ通報が頻発し、毛利と向島によると、通報したプレーヤーが警察から逃げ切ったら勝ちというネットゲームのルールを模倣した愉快犯の遊びという。

 これまでイタズラ通報に対応した警官全員が犯人に逃げ切られていると聞いた伊吹(綾野さん)は「足で負ける気はしない」と、犯人逮捕に名乗りを上げる。後日、伊吹と志摩(星野さん)が管内をパトロールしていると、入電中に通話が切れるという同手口の通報が入る……という展開が描かれた。

 ドラマは、「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」(共にTBS系)などで知られる野木亜紀子さんが脚本を担当。警察内部で“何でも屋”とからかわれながらも、犯人逮捕に全てを懸ける初動捜査のプロフェッショナルという架空設定の臨時部隊「第4機動捜査隊」(通称、機捜)が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す、1話完結の刑事ドラマで、綾野さんは機動力と運動神経はピカイチだが機捜経験が無く、刑事の常識にも欠ける伊吹藍、星野さんは観察眼と社交力にたけているものの、自分も他人も信用しない理性的な刑事、志摩一未を演じる。

 ◇菅田将暉さんのコメント

 この世には“404 not found”が無数に存在しています。見つけられない何か、消された何か、忘れ去られた何か、スッキリ見通しが良い半面、ちょっと気持ち悪い瞬間。皆さまありませんか? 人間にとって必要なものがぼくにとって必要とは限らない。世の中の事情とぼくの事情。善と悪では治められないグレーゾーン。ぼくが演じるのはそんな男です。どうか、見つかりませんように。

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