麒麟がくる:夢を通して仲を深め… 義昭役・滝藤賢一が語る 駒は「特別な存在」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で滝藤賢一さん演じる足利義昭 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で滝藤賢一さん演じる足利義昭 (C)NHK

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第30回「朝倉義景を討て」が11月1日に放送され、孤独な立場の将軍・義昭(滝藤賢一さん)が、志を同じくする駒(門脇麦さん)と弱きものを救う悲田院造りの夢を通して仲を深める姿が描かれた。

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 義昭役の滝藤さんは、同回の放送終了後にドラマの公式ツイッターでコメントを発表。「(義昭は)将軍なのに誰も言うことを聞いてくれない。本音や弱みをさらけ出せるのは光秀と駒だけ。特に駒は、貧しい人や病気の人たちを助けたいという僧侶の頃からの夢を語り合える特別な存在。その頃の自分を知ってくれている唯一の人だということも大きいと思います」と考えを明かした。

 第30回は、信長(染谷将太さん)に呼び出され美濃に向かった光秀(長谷川さん)は、ついに信長が越前の朝倉攻めを決めたことを知る。しかし、信長は朝倉相手に織田軍だけでは勝てないと冷静に考えていた。光秀は、帝(みかど)に戦の是非を認めてもらえれば大義名分が立ち、他の大名もおのずと集まると助言するも、それは大きな賭けであった。信長はすぐさま上洛(じょうらく)し、帝・正親町(おおぎまち)天皇(坂東玉三郎さん)に拝謁するのだが……という展開だった。

 またこの日は、川口春奈さん演じる帰蝶が5カ月ぶりに再登場し、ファンを喜ばせた。

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