麒麟がくる:谷原章介が阿君丸毒殺語る 三淵は「清濁併せのむような面がある人間」 摂津への評価は…

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で谷原章介さん演じる三淵藤英 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で谷原章介さん演じる三淵藤英 (C)NHK

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第30回「朝倉義景を討て」が11月1日に放送され、第26回(10月4日放送)で描かれた朝倉義景(ユースケ・サンタマリアさん)の子・阿君丸(くまきみまる)の毒殺が、三淵(谷原章介さん)によるものだったことが、摂津晴門(片岡鶴太郎さん)によって暴露された。

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 また、使用された毒は、摂津の手下が京から越前まで運んだことも明かされた。谷原さんは自身が演じる三淵の冷徹さを、「義昭様(滝藤賢一さん)を上洛(じょうらく)させ、幕府を再興するためなら手段は選ばない」と認めた上で、「たとえ、朝倉義景の嫡男に毒を盛ることになっても。三淵は清濁併せのむような面がある人間なので、そこに後悔はないはず。摂津のことは認めてはいないけど、使える毒だと思っているのではないでしょうか」と語った。

 第30回は、信長(染谷将太さん)に呼び出され美濃に向かった光秀は、ついに信長が越前の朝倉攻めを決めたことを知る。しかし、信長は朝倉相手に織田軍だけでは勝てないと冷静に考えていた。光秀は、帝(みかど)に戦の是非を認めてもらえれば大義名分が立ち、他の大名もおのずと集まると助言するも、それは大きな賭けであった。信長はすぐさま上洛(じょうらく)し、帝・正親町(おおぎまち)天皇(坂東玉三郎さん)に拝謁するのだが……という展開だった。

 またこの日は、川口春奈さん演じる帰蝶が5カ月ぶりに再登場し、ファンを喜ばせた。

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