わたしの宝物
第5話 手に入れた幸せとバレた嘘・・・修羅場が始まる
11月14日(木)放送分
女優の松本まりかさんが、木村拓哉さん主演で2021年新春に2夜連続で放送されるフジテレビのスペシャルドラマ「教場2」(仮)に出演することが11月11日、分かった。俳優の濱田岳さんも出演する。松本さんと木村さんが共演するのは初めてで、濱田さんと木村さんの共演は2014年7月期に放送された「HERO」(同局系)以来、約6年半ぶり。
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松本さんは、冷徹無比な教官・風間公親(きみちか)を演じる木村さんとの初共演について「現場での木村さんは今何が起きていて、どうすれば解決できるかの本質を誰よりも早く見抜く、“風間教官”のように全ての感覚がずば抜けている方だと思います。所作や姿勢、動き一つ、足音一つにも無駄がなく完璧に“風間教官”を演じられる木村さんとのお芝居は役者として楽しさを超える感動がありました」と語っている。
ドラマは長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)が原作で、警察官を目指す人たちが通う警察学校の教室“教場”を舞台に、木村さん演じる右目が義眼の冷徹無比な教官・風間公親(きみちか)と、生徒たちの姿を描く“警察ミステリー”。第1弾は、今年1月に2夜連続でフジテレビ開局60周年特別企画新春スペシャルドラマとして放送された。第2弾には「200期」の生徒役で、木村さんと初共演となる福原遥さん、矢本悠馬さん、杉野遥亮さん、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さん、岡崎紗絵さん、戸塚純貴さん、高月彩良さんらが出演する。
濱田さんは、「白バイ隊員」になるという夢を持つ、聴覚が異常に優れた生徒の鳥羽暢照(のぶてる)、松本さんは、風間と共に生徒を指導する“謎多き”副教官見習いの田澤愛子(たざわ・あいこ)を演じる。
また、正式タイトルが「教場II」に決定し、1月3、4日に放送されることも発表された。
前作は一視聴者として見ていましたが、中江(功)監督、風間教官を演じる木村さんの作品ということで、僕ら生徒になる可能性がある俳優は、誰もが見ているだけでもピリッとする作品だと思います。そんな中で、出演のお話をいただけたときは、とてもうれしい気持ちがありました。それと同時に、思わず尻込みするような、圧のある作品なので、作品の持つ力にとても緊張したのを覚えています。
いい意味で「こんなに重々しいドラマはなかなかないな」という印象が強く残っています。この「見応えがある重々しさ」の背景として、つまり撮影が大変であるというのも、想像がつきました。真剣にアプローチしないと、この作品の重々しさに俳優たちは負けてしまうんだろうなと、生徒の皆さんもいろいろなご苦労があったんだろうなと簡単に想像できるくらい、重厚な作品でしたね。もしかしたらその頃から、そんな作品にチャレンジしてみたいという思いは芽生えていたのかもしれません。
前作があるおかげで、イメージしやすく読めたのですが、イメージできるからこそ「教場」の世界を感じながら読めたので、読むだけで緊張していきました。僕自身としては、とあるシーンでの戦いが待っているので、台本を読んで「これはどういうことなんだ!?」と思いました。同時にこのシーン、演出を考えた、中江監督に恐怖を抱きました(笑い)。常人には思いつかない演出なので……。
警察学校の募集要項の年齢上限ギリギリで入ってくるのが鳥羽です。200期生徒の中では最年長。せりふの端々にも、「一番年上で、生徒との仲間意識も特にない」と言っているので、生徒たちの中では、ある種メンタルはおじさんで、群れない生徒という印象ですね。「もうすぐ30歳だし、そろそろ定職に……」というせりふもあるんですが、そんな気持ちだけでは乗り越えられないのが警察学校なので、実は熱い思いを秘めた男なのではないかなと思っています。
共演経験が何度あっても、俳優として木村さんと密に共演するというのは、やはり緊張感があります。そんな中で、何度もお仕事ができるというのはとてもうれしく思っています。何作もご一緒させていただいている分、木村さんがその役柄に対してどのように臨んでいるかは、他の生徒の方々よりは知っていると自負しているので、生徒の中で僕が最年長にもなるわけですし、生徒と教官との間に入る「中間管理職」ではないですが、200期の教場をいい環境にできるようにとは思っています。
例えば、「HERO」で共演させていただいたときとも全く別で、そこには風間教官として立たれている木村さんがいて、一方で僕は生徒という立場なので、頻繁に話すことはないですが、ふと二人きりになったときに、昔一緒に遊びに行った時の話をしたりはしました。撮影現場では、徹底して風間教官としているので、そんな中で、僕もお芝居でご迷惑をかけず、少しでも負担を減らせる存在であれたらなと、そういう気持ちで臨んでいます。
僕たち200期は、どうしても前作と比べられてしまう運命にあるのですが、200期は200期のカラーを存分に出して臨んでいます。前作のファンの方々を決してガッカリさせないように生徒全員で臨んでいますし、実際にがっかりさせないものになっているという自信もあります。そして今回初めて見る方には、この作品の特徴でもあり、僕らが一番痛感している、いい意味での“重さ”というのを皆さんにお届けできると思っています。「教場」という作品を汚さないように200期全員で頑張っているので、ぜひ楽しみにしていてください!
ドキッとしました。前作を見て、この作品に関われたらと思っていたので、まさかのオファーに、巡り合わせを感じました。出演のお話を聞いたときは、ちょうど別のドラマを撮っていたときで、忙しさもあってフラフラなときだったんですが、一気にモチベーションが上がり、高揚したのを覚えています。
生徒でもなく、教官でもない、“副教官見習い”という前作にはいなかったポジションの役柄で、ちょっと“えたいの知れない女”。警察学校を成績トップで卒業し、配属された先もエリートコース。そこから、風間教場に移ってくるわけですが、どこか掴めないキャラクターで、裏では何を考えているのか分からない女です。風間教場に、いてはいけない人物なのではないかと思うような(笑い)。自分にとって、実験的、挑戦的な役柄をいただいた気がします。
今まで犯罪者や悪女など、どちらかといえば“正しくない役”が多かったですが(笑い)、今回は初めて“正しさ”の象徴でもある警察官、しかも生徒の見本となるような“副教官見習い”役ということで挑戦もすごくありましたし、新しい一面をお見せできると思います。
撮影前に生徒役の方々の所作訓練も参加し、“副教官見習い”役としての準備を始めましたが、この“愛子”という役をどのように演じたほうがいいのか撮影が始まるまでに悩みました。しかし、実際に木村さんの演じる“風間教官”とのシーンに入ると、その場で自分が愛子としてどういう感情を持って、どんな動きをすれば良いのか、考えなくてもその方向に自然と導かれました。風間教官とのシーンは、全て緊張感のあるシーンではありますが、お芝居をする上では緊張とは真逆の安心感があり、そこに全力でぶつかることで自然と“愛子”が完成していきました。
初めてせりふを交わすシーンでは、せりふが言えなくなってしまうほど木村さんのオーラと義眼のインパクトに圧倒されました。現場での木村さんは今何が起きていて、どうすれば解決できるかの本質を誰よりも早く見抜く、“風間教官”のように全ての感覚がずば抜けている方だと思います。所作や姿勢、動き一つ、足音一つにも無駄がなく完璧に“風間教官”を演じられる木村さんとのお芝居は役者として楽しさを超える感動がありました。
この作品は、風間と接する中で生徒が変わっていくという物語が軸としてある中で、副教官見習いという立場で、風間によって愛子も変化していく。生徒だけではなく、教官という立場の人間が、風間と出会うことでどのような化学反応を起こすのか、という前回にはなかった新しい視点も楽しんでいただけたらと思います。そして、「え? こんなの教場でありなの?」というシーンもあると思います(笑い)。私にとって今回の「教場II」の反応は正直怖いところもありますが、新しい生徒たちの見どころもたくさんありますのでぜひ放送を楽しみにしていてください!
発表されていなかった200期の“最後の一人”に濱田岳さんが決定しました! 木村さんとのコンビネーションは折り紙付き! なのですが、今回はあくまで教官と生徒という役柄、いつも以上にストイックに、風間教場の一生徒として、過酷な訓練にも挑んでくれています。そんな濱田さん演じる鳥羽は、他の生徒たちにも言えない“ある秘密”を抱えています。その秘密は実は、鳥羽自身にとってだけでなく風間にとっても重要な意味を持つことになるのですが……。1月3日(日)・4日(月)のオンエアでお確かめください!
そして、今回の「教場II」で風間教官の元で“ふるい”にかけられるのは、生徒だけではありません。謎多き副教官見習い・愛子を演じていただくのは、これまでも数多くの作品で“怪演女優”の名をはせてきた、松本まりかさん。彼女の行動はすべてが伏線と言っても過言でないので多くは語れませんが、いい意味で「教場」らしさを壊してくれる、常識外のキャラクターを演じてくださっています。ぜひ、ご期待ください!
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2024年11月15日 13:00時点
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