遺留捜査:上川隆也主演人気ドラマが新シーズン開幕へ 初の冬クール放送 10周年で“新たな風”も?

2021年1月スタートの連続ドラマ「遺留捜査」第6シーズンで主演を務める上川隆也さん=テレビ朝日提供
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2021年1月スタートの連続ドラマ「遺留捜査」第6シーズンで主演を務める上川隆也さん=テレビ朝日提供

 俳優の上川隆也さんが主演を務める連続ドラマ「遺留捜査」(テレビ朝日系)の第6シーズンが、2021年1月から放送されることが11月24日、分かった。ドラマは2011年に第1シーズンがスタートし、これまでに連続ドラマ5作、スペシャルドラマ10作が放送されてきた人気シリーズ。誕生10周年を迎える今作について、主演の上川さんは「これまでどおり、本質は変わらない『遺留捜査』をお届けしつつも、実は今回は、“新たな風”が吹いてくるような気配をどこからか感じております」と話している。

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 「遺留捜査」は、マイペースで風変わりな刑事・糸村聡(上川さん)が事件現場に残された遺留品から事件の真相と被害者の思いを明らかにしていくドラマ。第6シーズンはシリーズ初となる冬クールの放送で、京都府警・特別捜査対策室のメンバーを演じる栗山千明さん、永井大さん、梶原善さん、甲本雅裕さん、戸田恵子さんらも続投する。

 新シーズンの始動を祝して、スタッフから上川さんに「祝☆10周年」というプレートと糸村の人形が飾られた超特大ケーキが贈られると、上川さんは「これはスゴい……本当にありがとうございます」と大感激。「想定をはるかに超えるお祝いをしてくださって……ちょっとにわかには言葉にできないというか、感慨もひとしおです」と、しみじみ語った。

 10周年を迎えた本作については、「実は2011年、東日本大震災の直後にスタートした『遺留捜査』は、役者として何ができるのかを見いだしかねていた僕に、届けられる何かがあることを示してくれました」と振り返り、「その思いは、決して色あせたり薄めたりしてはいけないものだと思っています。だからこそシリーズを重ねても、第1シーズンからの本質的なものは変えたくない」と熱くコメント。

 また、10年にわたって演じ続けてきた糸村は、自身にとって“なかなか引っ越さないご近所さん”のような存在だといい、「家を出るときにいつも前を通るような、身近な距離感にいる存在といいますか……。僕にとっても10年、一つの役と向き合うというのは初めてですが、だからこそ、ご近所付き合いが途切れることなく続いている……そんな不思議な親近感を抱いています」と役への思いを明かした。

 連続ドラマ「遺留捜査」第6シーズンは、2021年1月から毎週木曜午後8時~同54分に放送。

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