麒麟がくる:第36回視聴率12.3% 将軍・義昭と光秀がついに決別 次週は「信長公と蘭奢待」

2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん
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2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第36回「訣別(けつべつ)」が12月13日に放送され、平均視聴率(世帯)は12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 同回ではタイトル通り、将軍・義昭(滝藤賢一さん)と光秀(長谷川さん)の決別が描かれた。また、本編終了後、12月20日放送の第37回「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」の予告が公開されると、Yahoo!のリアルタイム検索で「蘭奢待」が急上昇し、トレンド入りを果たした。

 第36回は、三条西実澄(石橋蓮司さん)の助力で、光秀は帝(坂東玉三郎さん)と言葉を交わす。一方、義昭ら幕府は、信長(染谷将太さん)を前面に押し出し、大和の松永久秀(吉田鋼太郎さん)を鎮圧しようとしていた。藤吉郎(佐々木蔵之介さん)は、いま本当に戦うべきは松永ではなく、朝倉と浅井であると信長の曖昧な立場を批判。大和に気を取られて美濃が手薄になったところで、義昭は朝倉たちに美濃を攻めさせるつもりだ、と声を荒らげる。

 決別シーンは終盤に訪れた。信長からの和解の気持ちが込められた白鳥を義昭の元への運ぶ光秀。しかし、義昭は「遅かったと……」とつぶやき、「信長の命運は尽きた。信玄と共に戦う」と宣言してしまう。その場で光秀は、義昭に仕える三淵(谷原章介さん)から、幕府と共に信長を討ってほしいと協力を求められるが、涙ながらに「それはできませぬ!」とはねつけ、「御免!」と去ってしまう……という展開だった。

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