坂口健太郎:「シグナル」SPドラマ放送日決定 今回は「経験を積んだ上での三枝健人」

3月30日放送のスペシャルドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班 スペシャル」のポスタービジュアル=カンテレ提供
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3月30日放送のスペシャルドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班 スペシャル」のポスタービジュアル=カンテレ提供

 俳優の坂口健太郎さん主演で2018年4月期に放送された連続ドラマシグナル 長期未解決事件捜査班」(カンテレ・フジテレビ系)の続編を描くスペシャルドラマが3月30日午後9時半から放送されることが2月12日、分かった。ポスタービジュアルが公開された。

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 連ドラは、韓国で数々の賞を受賞したヒューマンサスペンスの傑作「シグナル」が原作。坂口さん演じる“現在”を生きる刑事・三枝健人と、北村一輝さん演じる“過去”を生きる刑事・大山剛志の2人が、謎の無線機を通じて未解決事件を解き明かそうとするサスペンス作。2021年4月2日にオリジナルストーリーで描く劇場版が公開される。

 スペシャルドラマは原作の中で人気が高かったストーリーを映像化。2020年、警視庁管理官だった中本慎之助(渡部篤郎さん)殺害のぬれぎぬを着せられた大山はいまだに行方不明のままだった。ある日、未解決捜査班にカメラマンの武田寿士が現れ、「20年前に自殺した婚約者・上杉胡桃が生きている」と相談する。武田が撮影した写真に、胡桃と似た女性が写っていた。もし、本当に胡桃が生きているとしたら、20年前に貯水湖で発見された遺体は別の人間という可能性があり、健人らが捜査を開始する。ある晩、健人の無線機が動き出し、2000年の大山とつながる……という展開。

 健人とタッグを組む強気でクールな刑事・桜井美咲役の吉瀬美智子さん、健人の先輩刑事・山田勉役の木村祐一さん、冷静な鑑識官・小島信也役の池田鉄洋さんらが登場する。

 ◇坂口健太郎さんのコメント

 --スペシャルドラマ化を知ったときはいかがでしたか?

 また北村さんや吉瀬さん、木村さん、池田さんの未解決班のみんなとお芝居ができるのが楽しみでした。連ドラを撮っていた頃と変わったところも、変わってないところもあるだろうし、会うのが楽しみでしたね。

 --スペシャルドラマの企画・脚本の印象は?

 原作である韓国版「シグナル」の大ファンだったので、原作にはあるけど日本版では触れていなかった良いストーリーをまたできるというのは楽しみでした。物語として原作のこのエピソードが好きですし、原作をリスペクトしながら新しい要素を加えて芝居をしてみるのも手だなと思いましたね。

 --撮影の感想を教えてください。

 僕が3年前にやってた三枝健人は、一つの形だと思うんですけど、今回は、坂口健太郎としてその後の時間を経て、経験を積んだ上での三枝健人になっていると思います。そして何よりも未解決班がいると安心もするし、助けてもらえるし、撮影が楽しかったです。

 --無線機を持ってのお芝居はいかがでしたか。

 久しぶりでしたが、無線を持ったときは、しっくりくる感じがありましたね。下の方には連ドラのときにあったシールも貼ってあって、「あぁ、また三枝健人になるんだな」というのは強く思いましたね。

 --視聴者にメッセージをお願いします。

 連ドラを見ていた方は、すごく楽しんでもらえると思いますし、原作が好きな方も連ドラに出ていなかった一つの事件をテーマにしているから、きっと面白く見てもらえると思います。「物語がとても優れていますから、“初めて『シグナル』に触れる”という人にも、映像を通して健人と大山の生き様が伝わってほしいなって思います。このスペシャルドラマを見ていただいて、その後、映画が公開するときには、映画を見たくなるようなドラマにもなっていると思います。ご期待ください。

 ◇北村一輝さんのコメント

 --スペシャルドラマ化を知ったときはいかがでしたか?

 また同じキャスト・スタッフの皆さんと仕事ができることを楽しみに思いました。

 --スペシャルドラマの企画・脚本の印象は?

 今回のスペシャルドラマは、日本版連ドラでは入らなかったエピソードでしたが、原作ドラマの中でも一番感動的な話でとても見応えがあると思います。

 --撮影の感想を教えてください。

 大山は自分のイメージだけで演じたわけではなく、連ドラのときは、原作ドラマの刑事の動きなども意識してやっていました。今回はもう一度、韓国版、日本版も見直して挑んでみました。最初は少し不安な要素もありましたが、大山走りといいますか、あの変な走り方をして、無線機を使うシーンも終わったら「ああ、確かこういう感覚だったな」と記憶がよみがえりましたね。

 --視聴者にメッセージをお願いします。

 過去と現代のつながりの中で事件を解決していく部分を楽しんでいただければ。また、脚本がしっかりしていますので、連ドラとは別として、このスペシャルだけでも見応えがあります。ぜひ楽しみにしていてください。

 ◇吉瀬美智子さんのコメント

 --スペシャルドラマ化を知ったときはいかがでしたか?

 連ドラの終わり方が「次、あるな」という感じがしていましたので、驚きではなく「この日がやっと来た。また美咲になれるんだ」といううれしい思いに駆られました。

 --スペシャルドラマの企画・脚本の印象は?

 韓国の原作ドラマの面白さそのままに、過去と現在が交錯しつつ、うまくバランスが取れている脚本でした。読んでいてとても面白かったです。

 --撮影の感想を教えてください。

 現場で美咲のMA-1を着たら“覚えていた”といいますか、役にすんなりと入れました。“堂々”という感じが前作よりも出ていると思います。プロデューサーには「パワーアップしたね」って言われましたし(笑い)。演出も連ドラでご一緒した鈴木浩介さんですから、自由にお芝居ができました。

 --視聴者にメッセージをお願いします。

 連ドラを見たことがない方はぜひ1話から見ていただき、時間があれば韓国の原作も見ていただき(笑い)。その上でスペシャルを見てくだされば、楽しみ方も変わるかなと思います。

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