内藤剛志:主演の刑事ドラマ「警視庁・捜査一課長」10年目に突入 「もっと向上していけるぞ」

刑事ドラマ「警視庁・捜査一課長season5」で主演を務める内藤剛志さん=テレビ朝日提供
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刑事ドラマ「警視庁・捜査一課長season5」で主演を務める内藤剛志さん=テレビ朝日提供

 俳優の内藤剛志さん主演の刑事ドラマ「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)の新シリーズ「警視庁・捜査一課長season5」(木曜午後8時)が、4月8日からスタートすることが3月9日、分かった。同作は2012年7月に2時間ドラマ枠「土曜ワイド劇場」でスタートし、今年10年目を迎える。

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 「警視庁・捜査一課長」は、ヒラ刑事からはい上がってきたノンキャリアの“たたき上げ”である主人公、警視庁捜査1課の課長・大岩純一(内藤さん)らの活躍を描く人気作。昨年はシリーズ史上初となる2クールで放送したほか、途中、“テレワーク捜査会議”を交えた特別編を盛り込むなど話題となった。

 今シーズンでも、“大福”こと平井真琴(斉藤由貴さん)、小山田大介管理官(金田明夫さん)、運転担当刑事・奥野親道(塙宣之さん)らレギュラーメンバーは続投。視聴者が知って得する東京最新情報や、東京の知られざる新名所を盛り込み、東京の今の空気を伝えていく。

 内藤さんは「ものすごくラッキーな10年を過ごすことができたなと思っています。ここまで『警視庁・捜査一課長』は、少しずつ進化することができました。そして今、10年目を迎えてもなお、もっともっと向上していけるぞ、と思える……。そんな熱い場所に立てることが本当に幸せです」といい、「まだまだ面白いものを作り続けたい。行けるところまで行くぞ!と思っています」と意気込みを語っている。

 ◇内藤剛志さんのコメント

 ――シリーズ誕生10年目を迎えましたが、シリーズを振り返ってみて今、どんな思いですか?

 ものすごくラッキーな10年を過ごすことができたなと思っています。ここまで、いいところは伸ばし、今一つだなと思うところは恐れずに改革し、「警視庁・捜査一課長」は少しずつ進化することができました。そして今、まさに新シーズンを撮影中ですが、まだ“あのシーンはこうしよう、ああしよう”と現場で試行錯誤しているんです。10年目を迎えてもなお、まだまだ面白くできるぞ、もっともっと向上していけるぞ、と思える……。そんな熱い場所に立てることが本当に幸せです。また、先日、街で「1課長さんですよね!」と声をかけられたのですが、この作品が10年ほどの間に多くの方々に支持されるようになり、とてもうれしく思っています。 

 実は、第1作の撮影初日のこと、鮮明に覚えているんです。夏の暑い日でしたが、(金田)明夫ちゃんと(斉藤)由貴ちゃんと3人で、このドラマをどう作っていこうかと思いを巡らせた記憶があります。その日から今日までそんなに長い時間がたったようには思えないですし、まだまだ面白いものを作り続けたいと思っています。ボクだって年は取るので(笑い)、あと10年……は難しいかもしれませんが、行けるところまで行くぞ!と思っています。

 ――いよいよ「season5」が始動しますが、視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

 「警視庁・捜査一課長」が戻ってきます! 毎週、極上のミステリーをお届けしていきますので、まずは謎解きを楽しんでいただきたいですね。“捜査員たちよりも先に犯人を見つけるぞ!”ぐらいの気分で見ていただきたいと思います。また、事件に関わった人たちの人間模様、濃い“情”を描いた部分も楽しんでいただきたいですね。

 そして、昨年から大変な時期を過ごしてきて改めて思うのは、ささやかかもしれないけど、みなさんに“希望”をお届けしたい……ということ。事件を描くミステリーではありますが、見終わった木曜日の夜、そして金曜日の朝、少しでも前向きな気持ちになっていただきたい。そんな作品をお届けしていきますので、2021年もよろしくお願いします!

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