モンスター
#4 空気の行方
11月4日(月)放送分
俳優の吉沢亮さん主演の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(NHK総合、日曜午後8時ほか)に尾高千代役で出演する橋本愛さん。千代は、吉沢さん扮(ふん)する主人公・渋沢栄一のいとこで、妻となる女性だ。ここ数週にわたって、栄一と千代の、好き合っていながら結ばれないじれったさに、視聴者はやきもきしてきたが、3月28日放送の第7回「青天の栄一」のラストでついに、栄一が千代に思いを伝えることに成功した。吉沢さんとの共演について「同じ匂いを感じて、すごくやりやすいなって思いました」と話す橋本さんが、ドラマや役どころの印象、今後の夫婦のシーンについって語った。
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「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。
橋本さんは2018年の「西郷(せご)どん」、2019年の「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」に続く3度目の大河ドラマ出演となった。
主人公・西郷隆盛(吉之助、鈴木亮平さん)の最初の妻・須賀を演じた「西郷どん」はわずか2話のみの登場。「いだてん」の小梅役も、橋本さんいわく「ときどき出てくる人(笑い)」だったため、今回、出演が決まった際には「栄一さんの妻として、作品の中でずっと一緒に並走できる感覚は初めて。すごく光栄に思いましたし、うれしいなっていう気持ちと同時に、撮影の期間も長いので、そこに対して心構えが必要だなと、気を引き締めました」という。
「青天を衝け」で演じる千代は、控えめで口数は少ないが、心の芯はめっぽう強い女性。結婚してからは、多忙な栄一に代わって渋沢家を守り、内助の功を発揮する。
橋本さんは「千代ちゃんはとても可愛くて、柔らかくて、みんなにすごく愛される女の子。私も大好きです。このあと栄一さんと家族になってからも、たくましく成長して、人間としての幹がどんどんと太くなっていく」と話している。
夫となる栄一役の吉沢さんの印象も聞いた。共通の知人から「すごく人見知り」と教えてもらっていたといい、「私も人見知りだから、一緒で良かったと思って、安心して現場に入りました」と告白。その上で「実際にお会いしたら、人見知りという部分に加えて、温度感が自分と似ているというか。無理なく現場にたたずんでいる様子から、同じ匂いを感じて、すごくやりやすいなって思いました」と振り返った。
そんな橋本さんは、今後の栄一と千代による夫婦関係についても言及。「夫婦になってから、より2人の関係性の“少女マンガみ”が強くなっていく」といい、「これは女の子がキュンキュンするために書いたシーンなんじゃないかって、場面がたくさんありまして。そういうシーンが私はこっぱずかしいので、本番までに恥ずかしさを取るのに一生懸命です」と照れ笑いを浮かべる。
一方で、「千代ちゃんの栄一さんへの愛情がすごく大きいので、演じていてあふれだしそうになる」とも話す橋本さんは、「栄一さんに『触れたい』と思ったり、『抱きしめたい』と思ったときに抑えなくてはいけない。そういうことを女性から、というのははしたないという考えを持っている、品性のある千代ちゃんだから、気持ちを抑えている分、その愛情がにじみ出ていたらいいなって思いながら演じています」と語った。
改めて「気持ちを抑制するのを頑張っています」と明かす橋本さんは、今後の見どころについて、「栄一さんが千代を後ろから抱きしめるシーンがあって、バックハグに憧れているおなごたちにとっては“キュン死”度が高いんじゃないかなって思いますね」と楽しそうな笑顔を見せた。
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