田中圭：「今回ばかりは本当に長かった」　放送延期の「らせんの迷宮」撮了　場面写真も

　10月スタートの連続ドラマ「金曜8時のドラマ『らせんの迷宮～DNA科学捜査～』」（テレビ東京系、金曜午後8時）で、主演を務める俳優の田中圭さんがクランクアップを迎えた。

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　本作は2020年4月期に放送予定だったものの、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて撮影を中断。放送延期となっていたが、今年6月に撮影が再開され、10月期に放送されることとなった。田中さんは「いつも、終わってしまえばあっという間だったと感じるものですが、今回ばかりは本当に長かったなと感じています」と心境を吐露。「だけど、終わらないものはないのだなと、今、思っております。始まったものって絶対終わりがくるんだなと思うと、さみしくもなったし、一つ一つもっと大切にしようとも思いました」と振り返った。

　ドラマは、夏緑さん作、菊田洋之さん画の人気マンガ「らせんの迷宮-遺伝子捜査-」（小学館）が原作のヒューマンミステリー。田中さん演じる天才遺伝子科学者・神保仁（じんぼ・じん）が、安田顕さん演じる熱血刑事・安堂源次らと未解決事件に挑みながら、人間の業に迫っていく。

　田中さんは「無事撮影も終わり、あとは監督・編集チームが頑張ってくださると思います。事件を解決していく凸凹コンビとしては、異色のコンビですし、新しいドラマに仕上がっているんじゃないのかなと思っていますので、ぜひお楽しみにしていてください！」と呼びかけた。

　また、安田さんも撮影を終え、「無事、クランクアップを迎えることができ、ほっとしています。一つ一つが自分にとって大切なシーンになりました」とコメント。「期間が開いた分、スタッフの皆さんやキャストの皆さんにも一つ一つ思いがあると思いますので、ぜひ、全話通して、見続けていただけたらなと思います。いよいよ10月から放送となります。この『らせんの迷宮』というドラマを、首を長くして待ってくださった方も多いと思います。ようやく始まりますので、楽しみにしていてください！」と語った。

　本作には、警視庁科学捜査研究所の乱原流奈（らんばら・るな）役で倉科カナさん、カフェ「ゲ呑ム（げのむ）」のママ・馬場ゆかり役で松坂慶子さんも出演。神保、安堂、乱原の捜査の様子や、神保が「ゲ呑ム」で大好きなスイーツを堪能するシーンなどを収めた場面写真も公開された。