TOKYO MER~走る緊急救命室~:“音羽”賀来賢人の“涙の訴え”「グッときた」 ラストのスピーチは「現状に必要な言葉」

連続ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」最終話のワンシーン(C)TBS
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連続ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」最終話のワンシーン(C)TBS

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠の連続ドラマ「TOKYO MER(トウキョウ エムイーアール)~走る緊急救命室~」最終話が9月12日に放送された。同話では、TOKYO MERの医系技官・音羽尚(賀来賢人さん)が、最終審査会でチーム存続を涙目で強く訴えるシーンが登場。視聴者から「音羽先生カッコよすぎ」「グッときた」「涙が止まらない……」と感動の声が相次いだ。

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 本作は、都知事の命で新設された救命救命チーム「TOKYO MER」の活躍を描く本格医療ドラマ。最終話では、MERの存続を決定する最終審査会が開かれる。厚生労働大臣の白金眞理子(渡辺真起子さん)や、民事党幹事長の天沼夕源(桂文珍さん)らの策略により、MERは解体の道をたどろうとしていた。

 そこで、音羽はMERについて「彼らは喜多見チーフ(鈴木さん)の青臭い理想を命がけで追いかけてきました。助けを求めている人を待っているのではなく、こちらから行く。彼らが到着したら全ての傷病者を必ず助ける。このチームがいるというだけでみんなが安心する。TOKYO MERはそういう存在に成長しました」と説明。

 「今の日本に必要なのは、誰かのために全力で頑張ることができる彼らのような存在です。そして、それを支援する周囲の協力です」と語りかけ、「現場を視察した医系技官として申し上げます。MERはこの国に必要な組織です。彼らを全力で支えるのが我々の本来の役割のはずです。私はMERは存続させるべきだと強く進言いたします」と訴える。

 その後、白金が協力態勢に転じたこともあり、MERには正式認可が下りる。さらに、統括官には音羽が就任し、「MERは特別な存在ではありません。ただ目の前の命を救いたいと思っている皆さんと全く同じです。医療従事者の方々だけではなく、誰かのために頑張っている全ての人々と同じ存在です。そうした思いが結集すれば大きな力になります」とスピーチ。「我々MERはそうした理想の一翼を全うし続けます」と信念を掲げたのだった。

 SNSでは、音羽の訴えとスピーチに胸を打たれる視聴者が続出し、ツイッターでは「音羽先生」がトレンド入り。最終回のラストに登場したスピーチには、「今のコロナ禍におけるみんなの声」「この現状に必要な言葉だったと思うな」「ドラマの『医療従事者の方々に感謝の意を込めて』を最後に表してて、すてき」といった声も上がった。

 動画配信サービス「Paravi(パラビ)」では、本作の第1話と最終話のオリジナル・ディレクターズカット版を9月27日から独占配信。2022年3月2日にはDVD、ブルーレイディスクが発売される。

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