良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)が11月8日にクランクアップを迎えたことが分かった。9日、同局が発表した。「撮影終了」の垂れ幕と共に写る、吉沢さん演じる晩年の主人公・渋沢栄一の姿も公開された。
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昨年7月末のクランクインから長期間わたって栄一を演じた吉沢さんは「約1年半の撮影期間でしたが、本当にたくさんのことを学ばせていただいて、そして、すてきな出会いをたくさんさせていただいてすごく自分にとって良い経験になりました。そして何より『青天を衝け』を見ていただいている皆さんが応援してくれたことで、最後まで走り抜けられたのかなと思います」とコメント。「撮影は終了いたしましたが、栄一たちの物語はまだまだ続きます。最後まで見守っていただけたらうれしく思います」とアピールした。
制作統括の菓子浩さんは、主演の吉沢さんについて「吉沢亮さんには13歳から91歳までの渋沢栄一を演じていただきました。おそらく大河史上最長ではないでしょうか? 志士から幕臣、新政府から実業家、どのステージの栄一もとても魅力的で圧倒されました。自分たちの作っているドラマなのに、その主人公の言葉や行動に勇気づけられるという経験を何度もしました」とコメントを寄せた。
続けて、「無事にクランクアップの日を迎えられて感慨無量です。すべてのキャスト、スタッフの皆様に感謝します。コロナ禍での収録という大変厳しい状況の中、大森美香さんの力強い脚本を道しるべに、キャスト、スタッフ、みんなの力を結集して進んでまいりました」と撮影を振り返りつつ、「最終回まで渋沢栄一は走り続けます。どうぞ最後まで『青天を衝け』をよろしくお願いします」と語った。
「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。
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