めざましテレビ：28年目で初の連ドラ放送　井ノ原快彦が主演、YOASOBIが主題歌

　フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」（月曜～金曜午前5時25分）で、1994年4月のスタートから28年目で初となる「めざまし連続ドラマ（めざドラ）」が放送されることが11月23日、分かった。井ノ原快彦さんが主演を務めることも発表され、「皆さんの背中を押せるようなドラマだと思います。今日も、前向きに頑張ってみようか、という気持ちになっていただけたらうれしいです」と意気込みを語っている。

ウナギノボリ

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　番組では今春、音楽ユニット「YOASOBI」とともに番組テーマソングの原作小説を一般募集し、5000以上の応募作の中から「めぐる。」が大賞に選ばれた。この小説から生まれたのが、YOASOBIによるテーマソング「もう少しだけ」で、さらに同小説を原案とした連続ドラマが新たに誕生する。

　千葉県の高校教師・千春さんが書いた「めぐる。」は、コロナ禍の何気ない日常を描いた作品。見ず知らずの4人が、「めざましテレビ」の占いを見たことで、「いつもはしないこと」に挑戦。ちょっとした優しさが人から人へと渡っていくうちに、どこかで自分にも優しさがめぐってくるというストーリー。

　井ノ原さんのほか、主要キャストとして三田佳子さん、白洲迅さん、福本莉子さんが出演。主題歌は「もう少しだけ」で、脚本は「劇団TAIYO MAGIC FILM」主宰の西条みつとしさん、監督はCMディレクターの太田良さんが務める。

　また共演者で井上祐貴さん、安井順平さん、岡部たかしさん、杏花さん、横山めぐみさん、利重剛さん、津嘉山正種さんらが名を連ねる。

　放送日は12月6～17日の全10回予定。「めざましテレビ」の午前7時台に放送する。

　◇井ノ原快彦さんのコメント

　ーーこの話が来たときの率直な感想は？

　「え？　なに？　ちょっと説明して？」と思いました。「よく分からないんだけど？」って（笑い）。でも、説明してもらって、なるほど面白いなと思いました。コロナで大変なことがたくさんあったけれど、転んでもタダでは起きないという感じでいいですよね。「めざましテレビ」で流れているYOASOBIさんの「もう少しだけ」は、僕もずっと口ずさんでいたのですが、その楽曲がこのドラマの軸になっているので、僕もめぐりあっちゃったなという感じがしました。

　ーー意気込みをお願いします。

　ちょっとやってみても損はないかなっていう気持ちで、一歩を踏み出す。そんな、皆さんの背中を押せるようなドラマだと思います。今日も、前向きに頑張ってみようか、という気持ちになっていただけたらうれしいです。

　◇YOASOBIのコメント

　ーードラマ化を聞いたときの率直な感想は？

　素直にうれしかったですね。僕らも普段から、ひとつの物語（小説）が、さまざまなメディアに展開していく中でどんどんと奥行きを増して、立体的になっていくということを目指して活動しています。その中でドラマというものは初めてなので、本当に光栄です。ありがとうございます。

　ーー視聴者へのメッセージをお願いします。

　原作小説の「めぐる。」というものがあって、そこから僕たちの楽曲、「もう少しだけ」。そして、今回ドラマということで、どんどんひとつの物語が広がっていく様子を、ぜひワクワクしながら楽しんでいただけたらなと思っております。よろしくお願いします！