今週の青天を衝け:第39回「栄一と戦争」 倒れてしまう栄一 見舞いに訪れた慶喜が涙の訴え

大河ドラマ「青天を衝け」第39回の一場面 (C)NHK
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大河ドラマ「青天を衝け」第39回の一場面 (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第39回「栄一と戦争」が12月12日に放送される。栄一(吉沢さん)は、ホワイトハウスでルーズベルト大統領と会談。日本の軍事面のみが注目され、経済への評価がまだまだ低いことを痛感する。やがて、日露戦争が勃発。財界の代表として戦争への協力を求められた栄一は、公債購入を呼びかける演説をするが、その直後に倒れてしまう。

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 栄一の見舞いに訪れた慶喜(草なぎ剛さん)は、“生きてくれたら、自分のことは何でも話す”と、涙ながらに語りかける。栄一たちは、慶喜の功績を後世に伝えようと、伝記の編纂(へんさん)を始める……。

 予告編には「慶喜が…!?」「新たな戦争に、栄一は…」「命の危険に」「慶喜、ついに」といった文字が映し出されている。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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